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Inverted Angel 遊びました 感想編(随時更新中)

【未プレイ用の紹介編置場】

紹介編はこちらから。
うっかりこっちを開いてしまった初見さんは今すぐバック。




【一応ネタバレ防止ライン】


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【ここより先ネタバレ注意】


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【改めての前書】

僕自身が可能な限りの紹介は紹介編で済んだのでこちらは完全に感想記事。
ここから先は一切何も配慮しません。あらゆる内容を話します。
区切りもいいんで実績、END毎の感想という形に。内容が丸っきり違う以上これが適切な気がする。
彼女と過ごしたカラフルな夜を思い返しながら僕が到達した順番に各END毎の感想や、プレイ中やクリア後に想ってたことなどをできるだけ吐き出していきます。
※いつ書き終わるかわからないんで一旦1項目毎の随時更新。
 長くとも来週中には書き終わる予定。


【プレイ環境と自分語り】

前提として一応語っておきたいこと。
プレイ期間は7/29夜~8/6の深夜(8/5の日付変更後)の約1週間。
各ENDや実績獲得のための疑問点探しやルート分岐等は一切調べず、スクショやメモをとりながら全部自身の手で構築していって最後には無事クリア。
始めた時間帯とゲーム内設定がどちらも夜だったということと、個人的な気分としてホラーテイストなら夜にやりたい人間なんでプレイする時間帯は夜~深夜に限定しました
現実では"毎日夜になると彼女が訪ねてくる"という形をそれとなく再現してゲーム体験を少しでも近づける努力。
日中は普段通りの日々を過ごしながら新たな疑問点を思い浮かべたり、前日クリアしたルートのスクショを読み返したり。
ゲームプレイの間に考える時間を作ることで頭を整理できるほか、そんな日常を過ごす度に夜に彼女に会えることが楽しみになっていってなかなか面白い体験ができました。ナイス体験。
当然翌日のこともあるので深夜と言っても遅くとも2~3時頃で切り上げて朝焼けが見れる時間帯までやらなかったのも今思えばいい流れだった。
唯一プレイが朝までずれ込んでしまったのが『Cheesecake Hallucination』だったのもいい思い出。あの時の彼女とは一緒に朝焼けを見れた気がする。

あと僕は勝手に彼女のことを「天使ちゃん」って呼んでました。(以後呼び方はこれ)
単純に色々考えたりメモをとる最中に彼女に名前がないとややこしかったのが一番の理由。
タイトルである『Inverted Angel』(反転した天使)を堕天使と解釈するべきかどうかに疑問があったのと、そこに"彼女のことは自分にとって天使のような存在であってほしい"という願いも込めて、僕の中での彼女の呼び方を決めました。
配役(名前)がないという点が最終的に回収された時にこのちょっとしたロールプレイは綺麗に決まってさすがに過去の自分を褒めることしかできなかった。天才。
何を信じるかっていう内容なのはENDに辿り着く前の会話段階で察せれたので事前に仕込み?をしといてよかったです。
もう染みついちゃったんで今後も僕の中では彼女は天使ちゃんです。

ヒントも使わず何も調べず自身の手だけで全て解明するのは大変だった……しかしこれもまたいい体験になってとても満足。
是が非でも自身の意志以外の何かを介入させたくなかった。
特にTureENDとも言える『Inverted Angel』は4つ目のENDクリア後辺りからもう予想がついていて、実際に予想通りだったので解禁後はすんなり。
[天使]と[彼女には選択肢の表示が見えている]がどちらも別の段階でREJECTEDで弾かれるのと、[義理の姉妹]で"私が真っ白でいられない選択肢が~"を見ていたのでこれが〆の分岐要素なのはほぼ確定だろうと。
加えてテンプレに従うなら全ENDクリア後解禁だなと予想していて、最後のENDクリア後はウィニングランだと思い一旦息を整えて望み、実際に予想が合ってた時はめちゃくちゃ気持ちよかったです。
ただ最後をウィニングランにした結果、実績は2個逃しました。状況が状況だったのもあって逃した分は調べてクリア。
「PARALLELCONNECTION」は最後にやったENDが『Fool on the Sugar Board』じゃなかったら自力で辿り着けてたから惜しい……
造語らしきものはメモしといて毎回検索かけてたんであのENDが1個手前だったのなら絶対に検索後違和感に気づいてた。無念。


【実績.END毎の感想】

「NAIL&BAIL」

まぁとりあえず一回開けてみるよねっていう。わかってたけど好奇心は止められなかった。
清々しいほどわかりやすい内容でむしろ安心した。



「RECONECTION」

これもまた定番だな~~~とわかりつつもやっぱり実際お出しされると興奮してしまう体。
悪夢は巡りそして終わらないものだろう。



『Invalid Angel』

今にして思うとなんで本筋よりも先にこっちに辿り着いてしまったのだろうか。
実績アイコン的には一応これもENDの1つだけど一旦除外。
彼女の豹変からエラーのような画面表示。
突如冒頭に巻き戻されたかと思いきや干渉してくる彼女。
一択しかない選択肢に文字バグとこれほどかというほどメッタメタな演出にめちゃくちゃびびりながらも「やっぱこのゲームってそういうゲームなんだ」という謎の信頼が生まれた。大興奮。


その後、とりあえず同じところからやり直そうとして選択肢の[いいえ]がなくなったことに気づいた時は本当に背筋に悪寒が走った
該当場所でセーブをしていたおかげで[いいえ]があった痕跡がセーブデータにだけ若干残っている。
下には3文字の選択肢があったはずなんだ……



「PLUGOUT」

後味悪くなりそうなやつは先に選ぶタイプです。
結構早い内に天使ちゃんのことを信頼したうえで物語を読み進めてたんで展開は読めてたけどシンプルにしんどかった。
だからこそその後に続く話でより一層救われた。



『Chocolate Hideout』

多くの人が最初に辿り着くであろうENDであり、僕が最初に辿り着いたENDでもある。
疑問点があからさまだった。作者的にも1番最初のENDとして想定された内容だったのだろうか……?
内容の良さは勿論、プレイ中の気持ちや最後の問答に苦戦したこと、最初のクリア体験だったことなど多くの要素が合わさってハッキリ記憶に残っている。

上で軽く書いた通りこのルートに分岐するまでもなく既に天使ちゃんを信頼し、逆に自分を疑いまくってたおかげで内容はストンと腑に落ちた。
ミラウイルスについては検索で見つけられず。普通に「自分はウイルスのせいで記憶喪失になっている」と入力した。(その後ミラウイルスの話をされて「何何何?」ってなってた)
途中の疑問点についてもわかりやすくトントン拍子に進むストーリー。
必死に弁解しているのに伝わり切らず苦しむ天使ちゃん側も、忘れているという前提があるとしても現実を認めきれず混乱する自分側も、どっちも感情移入した。
俯瞰で見てる『僕』としてはどっちも苦しくて「どうか……!どうかHappyENDになってくれ……!」と願わずにいられなかった。
すれ違いが苦しい話だけど、すれ違いが起きないなんて有り得ない話だったから、僕としては信じるほかなかった。
そんな心境で[玄関を開けますか]が出た時は[いいえ]しか選びたくなかったけど結果がわかってるからこそ先に[はい]を選んだ。つらみ。


問題の最後の問答。
正直言うと1日のプレイ内では正しい返答がわかりませんでした……
ルート進行中の日のプレイ時間内に答えを見つけられず一旦止め、翌日の日中に色々考えながら改めて整理した後に夜の対話に臨みなんとか見つけられた。
[自分の意志を全て言葉にしなくてもいいという考え]となかなか長い文章を入れて通った時はびっくりした。判定的にもっと短い文章じゃないとダメかと。
ここはまーーじで時間かかった。『誰か』の発言は穴が空くほど見てたけれど、本物と偽物の差を見つけるためには天使ちゃんの発言をもっと遡って見るべきだった。
何が違うかはいくつもわかってたのに真逆の考えを言語化するという工程が壁になってた。


ウィニングランは本当に本当に願ってた通りの流れになってくれたのが嬉しくて気持ちよくてオイオイ涙を流すことしかできず。

彼女は自分のために行動してくれていて、おかしな行動をとってるのは彼女のこと忘れている自分。
記憶喪失によって話が食い違ってはいるけど最終的にはそのわだかまりがとけてHappyEND。

が、自分の思い描いてた……もとい願ってたエンディングだったから願ってた展開ドンピシャだった
一番頭に置いた〆の言葉もそうだけど吹っ切れた後の『自分』の言葉がすごいかっこよくて痺れた。僕のことも抱いてください。
言葉で言いくるめられているように見えてた道中を経て、最後にはこっちが半ば強引に言葉で言いくるめるというのはもう最高ですね。キレッキレだった。
「少なくとも今の僕は、現在の恋人の記憶と感情を思い出すのが楽しみかな」 ←これあまりにも告白すぎる。
最後の最後に自分にとって大事なことを"誰かに頼む"(作文用紙捨ててきてもらった)行動をしたってのも物語として綺麗。
そんでもって謎の既に開けられているペットボトル。ミラウイルスって経口感染でしたよね?
流れていた涙もあの一文で「あれ?」って引っ込んだ。
確かに自分のことを思っての行動かもしれないけど匂わせすぎるだろ……!

『Chocolate Hideout』単品でもいい物語、体験だった。
でもまだ疑問点は残っていて、最後の一文も不穏。
今心が満たされているのにも関わらず心の底から「他のENDが見たい」と思った。
ここから先長い間頭を抱えることになるとは知らず。



「ORVERCONECTION」

天使ちゃんバブみEND。
とりあえず『Chocolate Hideout』を終えたということでヒントが果たしてどういうものだったのかを確認。
とりあえずのとりあえずハートも砕いて確認。
優しい言葉をかけてくれる彼女はまさしく天使で、僕の中のイメージはより強固になっていく。
それがBADENDの中だとしても信じたいものは信じたい。
実際この時の天使ちゃん優しすぎるし癒し存在すぎるし可愛すぎるし鍵も開けちゃうし。



「TIMEOUT」

新たな疑問点を探す道中にて。
1枚で終わってしまうあっさりBADEND。
今ふと考えたのは部屋の拘束具を実際に使われてからのルートも見てみたいという邪な気持ち。
部屋の中に入ることになっちゃうからダメか。


~執筆中~ 9/25(バタついてて停止中)(追加シナリオ前にはまとめたい)


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