結婚披露宴の花嫁衣装
こんにちは。
バブル期の、まだ彼氏もいなかった頃のことです。
お得意先の奥様が、娘さんの結婚式で「こうして良かった」事を教えて下さいました。
奥様によると、花嫁さんが何着もお色直しをすると、披露宴会場に居る時間が短くなる、と。
出席者の方々は、どちらかと言うとお婿さんより、お嫁さんが見たいのではないでしょうか?
当時の結婚披露宴での花嫁さんは、色打掛で入場 → 色ドレス → ウエディングドレス のパターンが多かったです。
または、色打掛 → 色ドレス → 色ドレス → ウエディングドレス。
これに対して花婿さんは、羽織袴で入場 → タキシード の二着。
花嫁さんがお色直しで退席している間、出席者の方々のカラオケがありました。
当然、花嫁さんはカラオケの様子を見ることは出来ません。
なので、撮影したものを後日見る、という感じでした。
これだけではなく、何着もお色直しをすると、疲れるのです。
お得意先の奥様が「だから娘は、色ドレスはやめて色打掛とウエディングドレスの二着だけにしたの」と。
娘さん曰く「会場でゆっくり出来て良かった」とのこと。
これを聞いた数年後、私は色打掛で入場して、お色直しで退席後、ウエディングドレスで現れたのでした。
お得意先の奥様が言われていたように、会場でゆっくり出来て、披露宴を存分に堪能したのでした。