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人生は音で変わる③〜波動療法がイマイチ効かない理由

途切れ途切れですが連載しています。

前回は、全てが音(周波数)によって形作られるという話をしました。

今回は、それが健康とどう関わっていくのか?
そして波動療法がなぜ「トンデモ」になってしまうのか?というお話をしていきます。





サイマティクス医学が私たちを健康にするのか?

サイマティクス(音が形を作る)を医療に発展させたのが、イギリスのピーター・ガイ・マナーズ博士らです。

人間の人体を構成する、臓器・組織・細胞の音を特定していくわけですが、
それはそれは気の遠くなるような研究を、繰り返して繰り返して……という中で確立したのがサイマティクス医学です。
(これらのデータは、宇宙飛行士の健康管理などにも使われているそうです)

サイマティクス医学では、健康なカラダの周波数が特定されているので、
実際のセラピーではそれを可聴音にまで周波数を下げて、倍音の原理で臓器や細胞に届かせ、共鳴をかけていきます。


1990年、私の師匠である松下幸訓は、
三女の股関節異形成をきっかけに、マナーズ博士と知り合い、
「ただ音を10分かけるだけで、本当に治るのか?」と半信半疑だった中
本当に股関節が正常化したことで弟子入りをしました。
そして博士とともに20年、ともにいて、博士の死後、その研究を引き継いでいます。


師匠・松下の実話はこちら。



とはいえ、本国イギリスでもサイマティクス医療はそれほど流行ってはいません。
(もちろん間接的に使われているものは多くあります。
例えばサッカー選手のD・ベッカム氏や野球選手の松井秀喜氏が骨折治療で使用された超音波骨折治療器は、治療期間を短縮する効果が期待されるとされ、学術データもあるそうです。)


なぜか?

答えは単純で
「それだけで良くならないから」

これはサイマティクス医療に限らず
さまざまな波動機器や波動療法にも言えることで
イーマ・サウンド®︎のセラピストの私がいうのもなんですが、本当に波動療法だけでは健康にはなりません。


健康にならない原因の一つは、「目的があるから」。


サイマティクス医学の原理は
「健康な周波数が特定されていて、それにクライアントを共鳴させることができれば健康に戻れる」というシンプルなものです。

ここは物理原則ですから、本来はその通りになるはず。
でも、全員が全員そのようにならない。


私たちもここに悩んだのですが
クライアントの方々に色々と聞き取りをしてみて、わかったことの一つは、

「クライアントが健康になっては困る・病気や不調を抱えていたい目的を持っているから」

でした。


波動療法においては、どんな周波数を流すかがすべてです。
ですが、最も強力な周波数は
クライアントご自身が持つ固有振動数 「声」 です。

私たちは一日数万回、声には出さない声を発しています。(脳内会話というやつです)

「今日どんな服を着るか」からはじまり、
「何を食べるか」「どこにいくか」「何時に出るか」etc……


無意識に私たちは自分自身と会話をして決めています。
その声は、カラダが一番聴いているわけです。



実際にあった例では
末期のステージ4のガンをどうにかしたいとご相談に来た女性は


「病気でいたい理由はなんですか?」と質問しましたら

「元気になって退院してしまうと、
私はまた家族のお世話役に戻って、家事に追われることになり自由がなくなる。
病院で入院していれば、食事も洗濯も全てやってもらえて、
ベッドの上ではあるものの私は自由でいられる」

と言っていました。


つまり、口では「健康になりたい」と言いつつも
ガンでいたい・ガンでいる目的がある。

そりゃーやめれないですよね。
この方にとっては、健康でいれば家という檻で
「母」「妻」という役割をこなすために働かざるを得ないが

病院にいれば、ベッドの上という制限付きであっても、
好きなことができる時間と余裕が生まれるのですから。

どんなに良い波動療法を受けても
ご自身の声という固有振動には勝てませんので
どうしても結果が出なくなってしまうのです。


健康にならないもう一つの原因は、「セラピストの波動」

もう一つ、クライアントが健康に戻らない原因の一つに
セラピストの波動が、クライアントの健康回復の邪魔をしてしまうこと」があげられます。


これはセラピストもほぼ無意識なので、クライアントもなかなか気づけないため
とても難しい部分でもありますが
セラピストが「この人を良くしてあげたい」という気持ち(周波数)が邪魔になるのです。

セラピストが「この人を良くしてあげたい」と思うほど
クライアントは「良くされる私でいなくては」という状態を作ってしまうのです。



それはまるで、シーソーのようなもので
セラピストがクライアントを良くしようと持ち上げるほど、クライアントは落ちてしまいます。


想いも周波数です。
どうしても波動療法のセラピーの時には、周波数を使う以上
親和性が高いために、想いが周波数に乗ってしまうんですね。

なので、使っている機器は同じでも
結果が出るセラピストと出ないセラピストに分かれるのです。

余談になりますが
サイマティクスに限らず、波動療法を受けたいと思ったら
価格の安さよりも、「実績」や「セラピストの想いのフラットさ」を
チェックした方がよいでしょう。

いかがでしたか。
サイマティクスを始めとした波動療法・セラピーにおいては、クライアントの音、セラピストの音がとても重要になります。

それをしっかり整えると、波動療法は面白い結果が出ます。


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