最強の癒しを生むものは〜北海道リトリートレポ④

続きです

私はエネルギーが上がり過ぎてしまったか、
ほとんど眠れず………明け方にやっと寝た感じでしたが

元気な皆様はご来光を眺めておられましたよ。

洞爺湖のご来光

「観光」と言いますが、本当の観光は、その土地でご来「光」を「観る」ことなのだとか。

朝食前に、赤ちゃん連れのママにお声がけして託児をし(といっても、おだやかなお子さんだったので、何もすることはなかったのですが……)
朝の温泉を楽しんでもらいました。

朝食はチェロステラートで和朝食をいただきました。

今日は昨日食べられなかった卵かけご飯を食べました（笑）

黒豆納豆でした。美味しい!

朝食を済ませ、ホテルのバスを利用して、今日は洞爺湖温泉街から遊覧船で中島へ渡ります。

中島にもエネルギーの良い場所があると聞き、行ってみることにしました。

湖なのにカモメがいる……と思ったら、噴火湾から山を越えてきているそうです。

ちなみに、
遊覧船で唯一降りられる中島が「大島」です。

中島と聞いていたのに、大島と言われるのでものすごく混乱しました。
(大か中か、どっちなんじゃい)

調べたら、洞爺湖の中に浮いている島の全部の名称が中島で、
降りられるのは、中島の中の「大島」ということらしい。違う名前にしてくれー……

白鳥までいる……

ビジターセンターで入山届を書いて入ります。

お、思ったより山だな……と思って
慌てて虫除けや塩飴くばりました。

エネルギーの良いところは
「木の根っこが目印」と言われたのですが、結構いっぱいあるんだなそれが。

あれかなあ……

エネルギーとしてはこちらから流れているのですが
どうもここよりもっと奥みたい……。


アザミが痛くて、気持ちが萎えたのと
結構暑い上山道も歩いたので
帰りの体力を考えて、ここで下山しました。

帰りの船は一階で水面が触れるような距離を感じていたら……

上のデッキでは、お客様たちがカモメにえびせんをあげていたそうで
大盛り上がりだったようなのですが……

こんなすごい写真よく撮れましたね……(お客様が撮りました)

お客様のお一人がこの一件で
「自分が何が好きなのか?心躍るのか?がしっかり掴めました!」と言いだされたんですね。

一体何があった……!?

お客様曰く
「カモメにも個性がある」
のだそうで
(ええ!?そ、そうなの?)

「彼らは最大限、自分の個性を活かして生きている」姿に
ご自分が共鳴して、開眼した……というのです。

もう少し詳しく伺うと
カモメにも喋りが上手いやつ、飛ぶのが上手いやつと個体差があるらしく

こいつは喋りが上手いやつかな?

喋りが上手いやつは、こうして近くにきて餌をねだるし
飛ぶのが上手いやつは、飛びながら餌をうまくキャッチするのだそうです。

野生の動物に餌をやるなんてけしからん!
くらいに思っていたのに
　(※一応遊覧船では「餌をあげてみませんか?」と張り紙があったので、OK みたいです)

やってみて
カモメたちとアイコンタクトして息を合わせているうちに

「本当の自分を生きる」ということが
こういうことなのか!
こんなに心が踊ることなのか! とわかった!!
そうで……

私は私で
「こっちが考えているセラピーや癒しなんて、
自然を生きている奴には敵わねえんだなあ……」
なんて思いました。

本当の自分を生きたければ
セラピスト自身が、自分を生きている必要がある。

もっともっと自由に、自然であるがままの自分を生きていいのか……

と、お客様の言葉に教えられました。