どうして私は変わりたいのに、変われないの?って時のヒント
先日遠方からいらしてくださったお客様から、こんなメッセージを頂戴しました。
多分私も含めて
誰もが、「人生を変える」「現実が変わる」のを
怖い!と感じる方はいらっしゃることでしょう。
「変わりたいのになかなか変われない!」という方は
以下の項目について、ちょっとチェックしてみて欲しいんですが
✅ 「最近退屈だな」「新しいこと始めなきゃな」と思う
✅ セミナーなど興味のあるものには参加したり、自己啓発の本を読んだり
YouTubeで情報を集めたりしている
✅ 自分はビビりだと思うし、勇気がない
✅ 人生が変わってキラキラしている人を見ると憧れる反面、
「あの人だからできたんだろう」とか「自分には無理なんじゃないか」
などと思う。
✅ 他人からどう思われるだろうと思うと、一歩が踏み出せない。
✅ やってみようと思う反面、上手くいかなかったらどうしようと
考え込んでしまう
✅ 上手くいかないかもと不安になってしまって、「変わりたい」のに
「変わらない」まま何年も経ってしまっている気がする。
この中で3つ以上当てはまる人は、今日の内容はハマると思うので
ぜひ続きを読んでみてください。
あなたの人生の変容にお役立ていただければ、嬉しいです。
①「最近退屈だな」「新しいこと始めなきゃな」と思う
え!これよく思っているけど
これのどこの何が「変われない」理由なの?と思っちゃう人もいるかもしれないですね。
実はこの言葉が出てる時点で
「人生が凝り固まってしまっている」ってことなんです。
人生が凝り固まってしまっているっていうのは
「自動運転モード」で生きているってこと。
詳しく解説しましょうね。
人間の脳は約0.25秒で反応し、行動を繰り出します。
逆を返すと
0.25秒以上早いと反応しきれないので、「自動運転」状態になるんです。
例えば目の瞬(まばた)きは、私たちの意識に上らなくても物が飛んでくると
自動で目を瞬時に閉じますよね。
あれ、目を開いていよう!とか思っても無理で、ちゃんと閉じちゃう。
日常の生活に慣れすぎてしまって
何も考えずに自動運転で動いてしまっていると
安定はしますが、刺激はありませんから、退屈になります。
で、「新しいことなんか始めないとなー」ってアタマでは思うんよ。アタマでは。
だけど日常にまた飲み込まれて、カラダが自動運転モードから抜け出せなくなってしまうんです。
自動運転モードが長ければ長いほど、
退屈だけど「安心感」はあるので、そこから抜け出しにくくなります。
自動運転モードから出るには、イーマ・サウンド®︎セラピーやヨガなど、
カラダに対するアプローチが有効で、(理由は話すとすんごい長くなるので割愛)
アタマとカラダを繋ぎ直すことをすると良いです。
②セミナーなど興味のあるものには参加したり、自己啓発の本を読んだり YouTubeで情報を集めたりしている
『え! これで変わらないの!?』って思っちゃた方も、いるかもしれませんね。
もちろん、「これをしているから、変わらない」というわけではないですよ。
学ばないよりは、学んだほうが絶対にいい。
な・ん・だ・け・ど!
情報を集めているだけで、行動に移していないのなら、
それは「知っている」だけであって、「わかっている」ことではないんです。
知識と知恵の違い、というと良いかもしれませんが
知っている(知識)だけでは、人生は変わりません。
知ったことで、実際の自分の人生に応用し活かす(知恵)ことがなければ
人生に変化は生まれないです。
人は、何かを学んだり知ったりしても20分後には42%を忘れ
次の日には74%を忘れます。
(ドイツの心理学者であるヘルマン・エビングハウスが、人間の長期記憶について研究した「エビングハウスの忘却曲線」ってやつですね)
人生を変えたければ、知識を増やすことよりも
実際に小さくてもいいから、学んだことを活かしたことを
やってみて、知恵にしていくという行動が必要になります。
③自分はビビりだと思うし、勇気がない
人生が変わってキラキラしている人を見ると憧れる反面、
「あの人だからできたんだろう」とか「自分には無理なんじゃないか」 などと思う。
変わりたいと思っているのに、変われないということが起こると
人は、不快感を感じます。(認知的不協和という)
その不快感を避けるために、
「自分はビビりだから(だから変われないんだ)」
「あの人だからできたんだろう(あの人と私は違うから私には無理だったんだ
)」という感じで
「変われない」(変わらないと決めている)自分を正当化しようとしてしまうのです。
あっ「正当化しているオレ、ダメじゃん!」ってことじゃないんよ!
これは人間のココロの動きとして、自然と起こることなんで、そこは落ち込まなくていいです。
重要なことは
「変われないかもしれない」という不快感を避けるために、正当化しようとすることがある
という前提を知り、そこを突破していくことなんです。
それは
「ビビリでもできたらいいな」
「あの人ができたなら、私にもできるかもしれない」というふうに
今の自分の言葉をひっくり返してみることから
始めてみるといいかもしれません。
④他人からどう思われるだろうと思うと、一歩が踏み出せない。
うちで一番ご相談が多いのは、これですね。
日本は同調圧力が強いので、「抜け駆け」とか「嫉妬される」とか
「出る杭は打たれる」って恐れる人が多いです。
もちろん気持ちはわかる。
私は田舎育ちなので、ちょっと目立つことするとご近所が陰でコソコソ表でもブツブツ言う。
ただ、よくよく覚えておいてほしい。
他人からどう思われるかを恐れて、踏み出さないからといって
あなたが気にしている他人は、あなたの人生の幸福になんの協力もしてくれません。
ブツブツ言われたところで、その人はあなたの人生に対してなーんの責任も取ってくれない。
あなたが我慢したところで、お金をくれるわけでもなく助けてくれるわけでもない。
この事実に、早く気づいてほしいといつも思います……。
出る杭は打たれるけど、
出過ぎた杭は打ちようがないので、思い切って「出過ぎてみる」のも良いですね。
⑤やってみようと思う反面、上手くいかなかったらどうしようと
考え込んでしまう
こちらは二つのパターンが考えられます。
一つ目は
「うまくいくかも」と期待して、「うまくいかなかった時」のがっかりを避けたいために、先回りして「うまくいかないかも」と考えておくパターン。
これはやったところで「がっかりするだけ」で、別に死んだりすることはないなら、やってみると良いですよね。
あと、「うまくいくならやる」「うまくいかないならやらない」という成果の出る出ないでやるやらないを決めているなら
そもそもやりたくないかもしれないです。
どちらにしても、ダメな自分を見たくないというセルフイメージの小ささが影響しているので、セルフイメージの見直しが必要かもしれません。
二つ目は、無意識で「うまくいってはまずい」と思っている(うまくいくことのデメリットがある)場合は、
正当化するべく「うまくいかないかもしれない」という言葉を持ち出したりもします。
この場合はうまく行ってはまずいデメリットがあると、なかなかうまくいかせませんから、そこをしっかり潰しておくと、前進していくでしょう。
⑥上手くいかないかもと不安になってしまって、「変わりたい」のに
「変わらない」まま何年も経ってしまっている気がする。
上記⑤と繋がりますが
うまくいかないことを恐れて、そもそもの変化をしないまま何年も経ってしまった場合もよく見かけます。
ちなみにうちに来られた方の中には
「病気が悪化する」とか「とんでもない状況に放り込まれる」形で、
強制的に向き合わざるを得なくなることもありました。
そうなる前に行動に移してほしいとは思いますが
「どっちでもいい」と思っているからこそ、決めていないのかもしれません。
どうするか悩むのは、その選択肢がどちらでも良いと思っている側面があります。
(ベストな選択肢であれば、そもそも悩みませんから)
なので、悩む時は
「やってみたチャレンジをあの時していたら、今得られただろうはずのもの」
または、「いま始めなかったら(または始めたら)、数年後の未来どうなるか」を見てみると決断できたりします。
快を得るのと、不快を避けるのでは、
不快を避けることの方が、どうしてもモチベーションが高いもの。
これは脳の特性なので仕方ないんです。
ただ、この考え方をすることで、
自分が将来得るもの・失うものが明確になるので
私も迷った時は、この考え方を取り入れています。
いかがでしたか?
これに慣れてくると「悩む事自体が時間のロス」という感覚が身についてきて即断即決ができるようになります。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
いつもお読みくださり、ありがとうございます。 サポートしてくれたら嬉しいです!