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ドル円 14日NY FOMCで乱高下、15日買い戻し


14日 欧州後半~NY

USD/JPY 15M 20:27

欧州前半安値134.49をつけた後、小反発してNY前半にかけてほぼ134.75~135.10での値動き。
FOMCの利上げ幅は予想通り0.5で、瞬間的に134.54まで売られた後急騰。
パウエル議長の概ねタカ派的発言内容から、高値136をつけたが、直後に134.80まで急落、再び134.48まで買い戻されるなど、乱高下。
終値は135.48


15日 東京~欧州前半

USD/JPY 1H 20:26

東京早朝に安値135.24まで下押ししたが、15分足中期移動平均線が下値を支えて下値切り上げ、仲値後に135.43の高値を上抜けると、買い優勢、午後135.88をつけた。
1時間足一目雲下限が抵抗となって14日高値136に届かず下押しするが、15分足短期移動平均線がサポート。
東京終盤には135.70の高値を上抜け、欧州も買いで参入して東京高値を上抜けると上げ足を速め、136や1時間足一目雲上限136.30も上抜け、136.92まで買われて、現在136.75付近。


日足

USD/JPY Daily 20:27

14日は長い下ひげ十字線で、13日に続いて200日移動平均線をひげで割り込んだが、終値は同線を上回って引けた。

15日も200日移動平均線が下値をサポート、今のところほぼひげの無い陽線で、上昇に転じた一目転換線を上回っている。
短期移動平均線は137.50~80付近の節目に下降してきており、14日に高値を押さえていることから137前半は上値が重そうだ。
もし短期移動平均線を上抜け、137.80も上抜けると139.40付近の節目や11月30日高値139.90がめどになる。

MACDは水平から再び上昇へ転じ、DCせずに反発している。


本日 欧州後半~NY

英政策金利、欧政策金利、米小売売上高・ニューヨーク/フィラデルフィア連銀景況指数・新規失業保険件数・鉱工業生産指数、等の発表がある。
FOMCを通過し、あらためてドット上振れや2023年利下げ無しの姿勢を評価してかドルが大きく買い戻されており、13日米CPIの急落を修正する動きとなっている。
英・欧含め、指標次第ではさらに買い戻しが進み、13日急落起点137.30付近まで上値を伸ばし、前回に続くCPIショックを打ち消す可能性もある。

急落注意、15分足上値切り下げで決済準備、同短期移動平均線下抜けで決済。

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