考え

去年の10月にはぐくむハウス3を出て、新たなシェアハウスで生活を始めて半年ほど経った。

今までの20数年間、私にとっては、幼少期に育った養護施設のことだけが全てで、施設の子どもたちのことや、将来のことだけが気がかりだったのだけれど、こうして、新たな環境で人と出会ったり、新しいコミュニティに自分から入っていく、そこで新たにコミュニティを自ら作ろうとする意識、過去を捨てたりということでもなく今目の前にある時間と、人を一番に生きていこうとする意志を持っていく、ということが大切だということ。

養護施設にいたという事実や、存在を、そこまで気にしなくてもいいんだな、と、もっと自分のために生きていいんだな、と、気づくということが、自分自身にとっても、はたまた、普段自分と仕事や生活などで関わって頂いている全ての周りの方にとっても、大切なことであったのだと思う。
(自分がネガティヴだと、周りの人もネガティヴにさせてしまうので)

こんなふうに思考を矯正してくるまで、関わってくれた人たちや、特に一緒に住んでいたハウスのメンバーにも、感謝だなと、思っているし、いつも口だけだけれど返していきたいな、とも、そういう人間味のある気持ちは、まだすこし持っていたりなどします。

相変わらず回りくどいですが。


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