英語の学び直し 「英語のハノン」

はじめに

社会人になってから、英語の勉強を再開しています。
1年ほど前から初めて、今も続いているのが「英語のハノン」です。
初級を3周し、中級は今半分ぐらい消化中です。

英語のハノンの進め方

英語のハノンでは英文に対してリピートしたり、指示に従って英文を変換して進めていきます。

具体的な手順は次の通りです。

  1. 音声に続いて文章を2回リピートする

  2. 指示に従って文章を変換する

  3. 音声に続いて変換した文章を2回リピートする

多くの場合、1つのドリルに5つの英文があります。
5つの英文をまずは開本(本を見ながら)で言えるまで繰り返します。
最終的に閉本(本を見ずに)で言えることが目標です。
「閉本で言える」というのにも明確な基準があります。
変換の指示の後のポーズの間に、英文を間違えずに言い切れるかどうか、です。

やってみて良かったところ

良かったところは色々とありますが、一番大きな理由はクリアできたという実感を感じられたのが大きいです。
英語の学習において、発音が正しいかどうかの判断は学習者だけでは難しいです。
ハノンではクリアの基準がポーズ内に間違えずに言い切れることなので、学習者だけでもクリアできたかどうか判断できます。(発音が正しく言えているかの不安はありますが)

何回も繰り返すうちに、初めはほとんど言えなかった英文も、徐々に淀みなく言えるようになってくるのが実感できるので、今でも続いている気がします。

英語のハノンの前に

学習効果を感じられる英語のハノンですが、開本はともかく閉本をできるようになるまでやり切るのはかなり大変です。
負荷が高いことを考えると軽々しくは(特に初心者には)勧められないです。
英語のハノンの前に、一度「発音」と「黄リー教」に取り組んでおくのがいいです。

英語のハノンの音声はかなり早いです。(特にnatural)
英語の発音の仕組みを知っておかないとリスニングやスピーキングに苦労しそうな印象です。
私の場合は、事前に発音を勉強しておいたので、スピーキングはともかくリスニングはそれほど苦労しませんでした。

黄リー教はリーディング用の教材ですが、習得すると英文の構造を把握することができます。
英文の構造を把握できるようになると、英文をチャンクとして捉えられたり、次に来る単語が予測しやすくなりました。
結果として黄リー教を勉強する前と後では、リスニング、スピーキングともに明らかに取り組みやすくなりました。

「発音」も「黄リー教」も習得するのは大変ですが、ハノンの分量に比べれば少ないので、先に取り組んでおいた方がいいと思います。

中級もまだ終わっていませんが、上級に加えフレーズ編があり、全く追いつける気がしません。。。

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