Environmental conservationistic antinatalistis’ narcissism

環境保護論的な反出生主義者のダメなところは、人間さえいなければなんとかなるという徹底的な人間を特権視した態度だ。

人間の力でなんとかできると思うことも、人間さえいなければなんとかなると思うことも、人間を含むさまざまなアクターのもつれあいから人間というアクターだけを純粋なかたちで取り出すことができると考えている時点で、どこまでいっても人間中心的なナルシズムだと思う。

残念ながら世界はそんな単純にできていない。今さら人間くらいがいなくなったところでどうにもならないだろうし、実際にどうにもなってなかっただろう。

自分だけ死ねば全て解決するなんて甘い考えは是非とも捨てていただきたい。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?