俺ゲーム2017

今年はなんの年だったかつーと。
Switch元年。Wiiシリーズが終了した事で任天堂据え置き大河ドラマが遂に「完」。
見捨てられた砦を守っとる2社。PS4タイトルは安定期、VRはまだ評価できる段階に至らず、Proは一定の人気は得て、結果上々。XboxはXを持って最後の業務を無事終えたかなという。続きはWin10で。お疲れ様でした。

Switchの登場により老齢に鞭打ってiOSと戦ってきた英雄3DSと小兵Vitaは、棚で安らかにリチウムイオンの放電待ちとなった。
PS4とSwitch。統廃合完了が2017のハードの動き。ま、これからVR、AR、MR関連でしばらくダイヤとゴミ並ぶけども。我慢されたし。私はゴミも結構好きですので。叩いて投げ捨てるのは。

本年の良いソフトタイトルを思い出した順に。

3DS 大逆転裁判2
このタイトルの驚くべき事は、シリーズが一度ヘドロの奥底に沈んだにもかかわらず、這い上がってきた事である。
このゲームが改めて教えてくれた教訓は商売のためだけのシリーズはクソって事である。123だけがおもしろかったと感じたアナタは正しいし、大逆転裁判はオススメします。これが4です。

iOS Iron Marines
Hearthstoneやクラッシュロワイヤルが世界を統治し、ゴミのソシャゲがスラムで中毒者を増やしてる中、ガチなストラテジーで見事に手応えのある「ゲーム」である。
シンプルなStarcraftという評が多い感どおり、ステージクリア型で基本的に敵ウェーブを覚えて攻略するタイプでiPhoneでプレイできるちょうど良い加減。作ったのはKingdomRushシリーズのメーカーで、あれに良い記憶がある方はぜひ挑戦されたし。

PS4 For Honor
賞には上がって来ないだろうが今年のPS4というと。Horizon Zero Dawnもすごかったが今年はライバルが偉大すぎた。
ゲームはかなり挑戦した剣戟MOBAで、集団と個での戦闘切り替えという斬新な対戦ゲームだったのだが、サーバートラブルや収集要素のバランス云々とか、まぁうまく軌道に乗れなかった。
AAAタイトル級のパワーでMOBAの開発というのは、UBIに限らずぜひ継続してほしいなぁという事で挙げておきたい。挑戦の魂だ。

PCゲームはたくさんあるんだけど、マスターピースには届かずというか。ちょっと数を細かくプレイしすぎたなーという。まぁ、依然としてLoLがキングではありますが。
ツインスティックとローグライクになんだか振り回されすぎてる感はちょっとありますね。いや、メトロイドヴァニアを作れといってるのでもなくて、そういう。

今年の大賞というか数年に一度のマスターピース、世界一致で「ゼルダの伝説」である。
長いこと地を固めて固めて一大ジャンルとなったオープンワールドに新たな旗を立てた一本。広大な世界にめったやたらにイベントを仕込まずとも、その世界オリジナルのルールさえあれば、どこでも遊びは自ずと生まれる。
Switchにこれが発売されてなかったら今の売れ行きはありえなかった。インクもパンチも帽子すらオマケみたいなもんで。

2018

Switchは2年目にて失速せぬよう新しい旗を。スマブラの復帰に頼るでなく、なんだろうな、個人的にはショップのオープン化とか、散らばった各種エミュレータとか一元化とか、もう他のハードいらないんですよとちゃんと示して頂きたいなと。

音沙汰なかったMagic Leapがハードをリリースするてんで、いよいよなんたらRealityがと。先行したRiftやViveは十分な役目を果たしましたのでついに無線端末の登場を期待。

PS4には据え置きの王としての振る舞いを。もはや世界のユーザーも国家年齢性別その他てんでばらばら好みも違うわけで、ハイエンドゲームというのはちゃんと需要はあるもんですから、無きXboxさんの分も必至に鎮座して頂きたいなと。

プレイヤーの多様化とは言ったもの、いつの日も自身のゲーム環境というものは自身のコミュニティによるもので。
我がタイムラインも年数なりの高齢化は進み、スネを打っても反応が3日後では笑いもないという感あり。ちらと見かける具合では、爺は動物を重ねて喜び、少ない若者といえばリボルトなどいう腐った味噌団子で戯れている始末、界隈から逃げるが如くしてプレイしたLoLで、ボロカスのスコアで負けてしまえば、呪いの問いをせずにはいられん。この世はもう終わりなのか、老いは何者にも訪れるのか?

もちろん、答えはNoである。
老いは敗者にのみ訪れる。発見と挑戦は人を人たらしめるものである。生きている限りは、発見し、買って(※節約、バイト、SALEなどの利用を行なっても良い)、戦い、勝利せよ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?