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konmari

その他のかたづけ。
振っておいて整理してないものはあったかな?
記事にいたらん雑文群。

A. ルールのデザインてのは難しいもんでね、2つのスケールセンスがいるんだな。プレイヤーとして、デザイナーとして。デザイナーによるとシステムばったものになるし、プレイヤーによると爽快感なんかに媚びたアイテムが転がりすぎたりね。

B. カードゲームとしてのCuldcept。
という章もあるんだろうなぁと思いました?ないよ。カードゲームとしてみるとこのゲームはねバリっと三流。他のカードゲームと比べるには達してません。
デッキの持ち込みは当時ですげー良いアイディアで、いたストんとこのイベントカードを各プレイヤー独自に選べるってのができたし、物件の価格と強度を独自に設定するという目標は達成してんだから、たいしたもんではあるけどね。もう古いし、そこからなんの進歩もなかったからねぇ。
そうだなぁ、今考えるとアイテムカードってのがどうにも失敗だったかなと思う、するってーと戦闘のシステムがそもそもダメなんじゃねーのってのがあって、だと地形がダメージ吸収しちまうってアイディアがそもそも失敗だったのかなぁとかどんどん遡るんだよね。クリーチャー戦闘も結果としては可能性の数字調整はされてるけど、なんてーの実質はあまり意味がないものになってしまってるし。そんなとこよ。土台からやり直さないと数字いじっても同じものにしかならないなぁ。ま、実際Obで一回やってね、がんばったんだけど今考えればー、だな。

C. 赤い箱(このなまえが気に入った)のつまらなさについて。
どっかで書くって書いてたな。
ボードゲームのカルドセプトの失敗は細かいのならなんぼでもあるんだ。失敗っていうよりはよくわかってない事つーかね。
現行最後のソフトである赤い箱は単独のソフトウェアとしては、緑のヘドロ箱と違って別に文句付けるようなとこない凡作で、これ単体で楽しんでる人からすると何をそんなにつまらんつまらん言ってんだと思うかもしれないね。
サブタイトルがついて珍しく大きめのルール変更をしたんだけど、デザイナーはそもそもこのゲームが"すごろく"であった事はすっかり忘れちゃたんだな。これがね"たくさんのがっかり"を作ってる。
すごろくってのはどのマスを踏むかに一喜一憂するゲームなんだよ。それがルールの焦点なの。しかもCuldceptはそもそもクリーチャー戦闘がしたかったんでしょ「領地か通行料か」ってやるゲームだったんだよね。おいあんた、戦闘してるか?勝てる時にだけいつでもできるコマンドでやるってか?そうなんだよ。
こいつらはほんとバカになっちまってね"距離の概念"を捨ててしまったんだ。プレイ時間を短くするというデザイナーのちょっとした思い付きで、すごろくを破壊したんだ。マップのどの場所に今自分がいるのか?ってのは地図とサイコロを使った理由じゃないの?マップデザインの焦点となる大事な城まで無くしちまってよ。画面のピンボケ具合が悲惨なもんだよ。どこみてプレイすんだよ。
1プレイのタイムの圧縮なんてデザイナーのエゴのために、そもそもプレイヤーのゲームつまんなくしてどーすんだよ、おい。
※「プレイタイムの圧縮」というワードはOb時代の俺も連呼はしていました。桶屋が儲かる式に悪い影響を与えてしまったのかもしれません。反省しています。

D. ストーリーゲームとしてのCuldcept。
対戦と関係ないけどね。
1stや2ndのあってもなくてもいいようなのは嫌いではなかったけども。ヘドロ箱のはなにしろ悲惨だったけど、赤い箱のも酷いもんだったな。神様をバカに描きすぎ。近所のおっさんじゃねんだからさ。バカになった神宮を暗に示しているのでしょうか

E. テーマとデザイン。
そういえば"城"これ機能的に必要ってのは上で書いたけど、それだけじゃないんだよ。地図に城は絶対必要だった。
テーマっつのはねすごく大事なんだ。ゲームはルールやデータによって仕組みのおもしろさを作るんだけど、ゲームを遊ぶ時ってのはそれぞれが一回一回プレイヤーの体験なんだよな。やっぱそのゲームプレイと画面を通したストーリーがおもしろいんだよな。Fortniteなんかさ、マップのあそこにいってなんだかんだとかさ、思い出すじゃん。無機質なルールには出来ない事だよな。そこだけはCuldceptはなかなかのテーマを持ってんだよな。理由はよくわからんけど貿易都市でクリーチャーが戦っちゃうみたいな。
Twitchみたいな観るだけ文化、遊ばなくたって楽しいってなんてのはスポーツに通ずる、さらには映画やドラマにも勝るゲームならではの表現よ。

F. アップデートは無敵じゃない。
「我もeSportsに続け!」ってね世界的にもいろんなタイトルがHearthstoneマネしたり、PUBGマネしたりやってんだ。まずはリリースだ!後は建ててからいくらでも盛れ!とかいって。んでスッと潰れてくんだな。
土台がダメだとね、いくら上っ面を改修工事したって無駄なんだ。んだってゲームがおもしろくないんだから。
いまの"カルドセプト"に定期でカード数値の調整がはいっても、足されようとも引かれようとも、なーんにも寿命は延びない。そういう土台になってない。
ああ、もちろん。アップデートをしない競技のゲームなんてものは今日一つも無い、必須の要件ではあるよ。新鮮さと健全さを維持するもの。死んだものを蘇らせたり、すり替えたりするものではない。

楽に書くと編集もしねーからかえって長く書くな。テーマがボケるのでこんなもんで。やっぱ必死さがね無駄を消す訳ですよね、なんでも。
"城"を消したのはただの老いだと思うけどもね。

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