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なぜサッカースクールをやっているのか?

○活動の目的

 子ども達にサッカーを通じ「自発的に動く楽しさや挑戦する楽しさ、工夫をする楽しさ、仲間と協力して目標を目指すことの楽しさ」の4つの楽しさを感じで欲しいと考えて活動しています。

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○変化してきた子ども達の環境

 これは、私たち大人が子ども時代は「遊び」の中に含まれている事で決して特別なスキルではありませんでした。でも今の子ども達の「遊び」が変化してきています。今の時代は、たくさんの情報が収集できて、その中から簡単に正解を見つける事ができる便利な時代になり大切な事が消えていきます。

○消えてしまった大切な事

 それは成功経験ばかりが蓄積される時代になって「成功=早くできる=とても良い事」「失敗=時間がかかる=やってはいけない事」の世界が広がってます。大人たちも「子ども達に失敗させるのはかわいそう」と先回りをして手を差し伸べて子ども達は成功ばかりを積み上げていく。そうすると子ども達は失敗経験が減り、そこで見つけるはずだった「工夫する技術」を知らずに成長して、対応力が弱い子ども達が育ちます。

○私の好きな言葉

 私の好きな言葉に老子の「授人以魚 不如授人以漁(魚を与えるのではなく、釣り方を教えよ)」というのがあります。
 「飢えている人がいるときに、魚を与えるか、魚の釣り方を教えるか。」という問いに「人に魚を与えれば一日で食べてしまうが、釣り方を教えれば一生食べていける」という考え方につながります。
 それを子ども達の学びとして例えると 
「子ども達に全てを教え込んで子ども自身が自ら考え工夫する事や新しい発見をする事を奪わないようにして導き自分で考えさせる事」

○これからの時代

 でもこれからの時代は「釣り方」を教えるだけでなくて、その先へいかないといけない。
 先にも書いたように今の時代は、多くの情報が発信されています。その多くの情報に埋もれていくのではなく、「自らで情報を選択して行動していくチカラ」が必須になってきます。

 それが「工夫を凝らして新しい発見を増やし情報と繋げて創造していくチカラ」です。

○サッカーを通じて

 サッカーは、体の部位で1番不器用な足でプレーするので必ずミスが起きるスポーツです。だからこそ「次はミスをしないようにどのように工夫しようか?」が必要です。
 動画サイトを検索するとプレー集やスキルアップ映像などを見つける事ができます。それを仲間と共有したり、自分で練習して仲間に勝負を挑んだりする事ができます。
「サッカー=失敗が多い=チャレンジがたくさんできる」に繋げていけるスポーツなのでたくさんの子ども達にサッカーを経験してもらい羽ばたいて欲しいと考えています。

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