THE SECONDを見た感想

個々のネタではなく大会として番組としての感想

準決以降の先行後攻の選び方とか、同点になった場合のルールとかがはっきり決まっていて、細部まで考えられてるんだろうなって安心感があってよかった。
とはいえ囲碁将棋は悔しかっただろうな。本当に事実上の決勝戦だったわけだし。個人的にも応援してたから悔しい。報われてくれ。

芸歴が長いぶん出場者同士でストーリーが生まれやすいだろうから、タイマンバトルはすごく相応しい形式だと思ったし、採点もどっちが面白かったかの択一じゃないから大差になりにくく、盛り上がりに資していたと思う。

審査員を一般人にしたことで、ネタ中に審査員を抜く必要がなかったり、CM中に採点を終わらせられたりするのは一つの革命だと思った。
でもマシンガンズが松本人志に言及したところでちゃんと本人のリアクションを抜いたのはすごい。そういう想定もできてたんだろうな。
より広義の漫才が許されそうで、それもまたいいし嬉しい。

長時間番組だったけど、前半にCMが少なかったからか、CM多いなとか長いなとか感じなかったし、松本東野もすごくリラックスしてたように思えて本当に楽しい番組だった。

総じて準備が整ってて、R-1の反省が生かされてるのか、芸人へのリスペクトもあって初回とは思えない安定感があった。
大成功だと思うし今後もずっと続いていってほしい。

マシンガンズ3本目の「楽しいな!」ってツッコミが大会を象徴してるように思えたし、松本人志の「誰も損しなかった大会」って言葉本当にその通りでした。リアルタイムで見れてよかったありがとう。

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