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007/ジェームズボンド(James Bond)コインの売り出し方 at ロイヤルミント(Royal Mint)

先日3/2にロイヤルミントから007コインがリリースされました。
ブレグジットコインのときと同様にカウントダウンからサイトに入るスタイルは踏襲していましたが、今回はちょっと違ったんですよね。

最初はこのトップページ The 007 range に気付いておらず、カウンドダウンから入る The 007 Collection ページのみしか見れていなかったのですが、当初、2オンスコインと5オンスコインはラインナップされていなかったんですよね。

恐竜コインで登場した3部作もあったりで、へー、今回はこういうデザインなのねー、などと思っていたらどんどん売れていきました。
日本人の感覚?からしたら国内ではウケそうでもないだろうと想像したのですが、世界はそうでもないようです。

そうこうしているうちにソールド (No Longer Available) が出始めました。いやぁ早かったです。1時間ぐらいでソールドアウトコイン出てきましたね。
いやぁ早かったなーと思っていたら、2オンスコインが時間差でラインナップされてきました。え?!今回はそういう売り方なん?と…。

そしてさらに時間差で5オンスコイン(シルバーのみ)がラインナップされてきました。
なるほど、発行枚数が多いコインを先に出してできるだけ売ってから、発行枚数の少ないコインへ繋げる戦法なのねー。
そんなことを思っていると半分はソールドアウトしていました。

売り方変えてきたなーと思っていたらロイヤルミントはここで終わりでなかった…。なんと、全ラインナップが購入可能になりました!
うぉ!なんだこの戦法は!
早い者勝ちの売り切りスタイルなので、最初に出遅れたユーザーに便宜を計ったのか、ある程度数をキープしていたみたいです。

ここから仕切り直しですね。
世界のユーザーが狂喜したのか(してない)、ここからのソールドアウトがさらに早かったですねー。それほど数は用意していなかったと思われます。
5オンスシルバーが速攻で売り切れていました。なるほどねーなどと思いつつ、1オンスもソールドアウトきましたね。

そんなこんなで、Special Issue ページの存在を知ったのは翌日ですw。
5オンスゴールドの存在はコインショップのページを見て知っていましたが、ココにラインナップされていたのねぇ。
驚きの7キロコインなんかもあります。映像をみるとエグいですね。

この Special Issue ページの存在を知ってからの考察。
ページオープン時にはもちろん5オンスも2オンスも販売されていただろうと思いますが、ロイヤルミントが思っていたほど売れ行きが伸びなかったので、The 007 Collection ページへも途中から掲載を始めたのかな。謎です(そこまで考えるハナシでもない)。

カウントダウンから入るページが、トップページ The 007 range であればもうちょっとスマートだったかもしれないですねー。

世界有数の造幣局であるロイヤルミントですが、常に戦略は練っているみたいですね。最近のモダンデザインも攻めてるなーと思います。

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