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感情と体験が欲しい
久々に会った大切な人からこんな話を聞いた。
「私たち人間は、時間とともに肉体的には大人へと成長していきますが、乳児期、幼児期、学童期、青年期、成人期、壮年期、老年期の各段階において、それぞれ満たすべき感情を満たす機会や体験を得られずに年齢を重ねることで、心や精神は未発達のまま成長を止めてしまうことがあります」
私自身この言葉を聞いたときに 以前から言葉にはならなかった自身への違和感が少し見えてきた気がした。
昔から感じる自身への不足感
自分に自信が無い、愛せない、とか
そういう言葉にまとめれば簡単かもしれないが とても深く学生の頃から悩んでいた。
SNSでもそういった投稿をしていき始めた時、自分を大嫌いな自分から、自分を愛していこう、緩やかに少しずつ自身を許していくことを表現していこう。と、
日常でコツコツやっていくのだが
10年経っても何だか こんなに根深いものなんだ~…と 深い真っ暗闇の中にいるような感覚に時々なる。
これは人間のバイオリズムだから受け入れるしかないね、とか言い聞かせながら、
SNSなどで小さい子どもが自分をとても愛していることが伝わる、ただありのままで写真や動画で自分を表現している姿を見ると ただ在ること に何の疑問もなく喜びを持っている姿にとても眩しく羨ましく心が打たれて泣けてくる。
そしてその人は続けて、
「精神的な成長にブロックを抱え大人になった多くの人は、“どこか本来の自分らしさではない生き方をしてしまう” “思うように周りとの関係性を築けない”“理想や夢を現実にするための考えや行動がとれない”という状況を起こしてしまうので
各段階における精神状態や成長・自立していくために必要な感情や体験を体系的に学び、具体的な行動へ落とし込むことで、
『自分の今の現在地を再認識し、自分の内面に意識的に取り組み、本来の自己実現へとセルフリードしていくこと』が大切なんだ。」
という話をしてくれた。
私自身が今本当に必要な言葉だったなと思い 家に帰り 一つ一つの言葉を整理してみる。
発達段階として簡単にまとめるとこんな感じだそう。
①
五感の発達
「ただ、生きている」「ただ、存在している」ということを感じる
キーワード
息・呼吸・全身感覚・在る・存在する・味わう・感じる・気づき
②
感情の発達
自分の「好き嫌い/したいしたくない」を味わい、表現していく
キーワード
感情・自我・強い母の影響・根本欲求・信念の基礎
③
友情の発達
お互いに出し合い、汲み取り合って、育み合うことを学ぶ
キーワード
社会・友情・尊重・相互・父性・協調・磨き合い・友愛
④
恋愛の発達
男女が出会い、惹かれ合い、恋をして愛に向け繋がる
キーワード
恋・男女・補完・交換・共有・好き合う・一体感
⑤
霊的な生き方への目覚め
キーワード
共生・パートナー・WE・環境・分担・協働・配慮
⑥
真に愛情を分かち合い、命を産み、育て、与え、送り出すステージ
キーワード
愛情・育成・分担・協力
⑦
愛する相手のその向こう側の関係まで思いやり、与えられる心と知恵と力を与える
キーワード
愛・伝授・奉仕・貢献・見守り・卓越・存在・理解
.....
だそう。
大学在学中、卒業後の進路を考える期間、
自分の生きたい生き方で、社会に何か貢献出来たらいいなぁ..。 なんて思いながら同時に、こんなちっぽけな自分に何が出来るんだろう。と自身の小ささにしょぼんとなりながら、自分が何か人に与えることで自身が得る大きな喜びに手を伸ばしてみることは、とても怖いものだった。
誰かに何か貢献したい、という心はあるものの 自身への不足感が大きい。
比べるものではないけれど、当時周囲の人間に比べると自分への評価はとても低かった。
今は人と比べることはなく自身の内面を理解することに日々意識が向いているけれど、
それでもぽっかりとした空間が心にあるのは感じていた。
そして上記の発達段階としてまとめたものを知ったときに、これが凄く分かりやすく今自分に必要なものが理解出来た気がした。
①の、「ただ、生きている」「ただ、存在している」ということを感じる
言葉で表現するのは難しいけれど、
自分がここにいる、存在している。
自身の存在を意識することよりも、周りや社会に意識が飛んでしまうことが多いためまずここの部分が弱いなぁと思った。
呼吸を深くすること、自分を感じること、
そういうことを始めた。
次に②の、
“自分の「好き嫌い/したいしたくない」を味わい、表現していく”
ここも正直とても苦手だなと思う。
自身の気持ちと周りへの気持ちを同時に察して感じて それを好き嫌いという二つのもので仕分けて表現することは避けてきた。
「祥子ちゃんは結局どっちなの?」
幼稚園の頃からよく言われた言葉ベスト1
そんな自分も嫌いでは無いけれど、
自分の好き嫌いを表現しないことで必要な感情を経験出来ていなかったり 必要な発達を阻害しているのなら、今更だけど その表現に敏感になってみようと思う。
次に③
友情の発達
お互いに出し合い、汲み取り合って、育み合うことを学ぶ
ここも、①と②が育めていないと経験出来ずらくなるということだった。
つまり、①と②を育んでから、
次に友達ととっくみあって言い合って喧嘩して、互いの意見を投げ合って そこから
新しい意見や形や発想、相互理解、新たな視点を得る経験をしていく。
そういう友人関係。
私は①と②が大きく欠けているからか、
友達、パートナーと意見が分かれた時や言い合いになった時に 「もう疲れた、いっか。」と諦めてしまう。
とても長くなったけれど書き疲れたので
まとめに入っていくと
私自身は今①と②の経験をとても必要としているということ。
そしてもっと友達と話し合う喜びや 言い合うことで生まれる価値や 新しい変化に気がつきたい!
そのためにもっと日常の中で自身の心や身体に敏感になって過ごしていきたいということです。
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