ボーナスタイムを越えたあと
タペストリーを作りAuraという名前で販売し始めて丸3年がたち、
ブランド立ち上げ3年未満・新人というカテゴリーから見事に外れたわけで、
これからが本番なんだろうなぁ、という感覚。
タペストリーというとほとんど市場がないといってもおかしくなく、
なんなら市場がないなら需要もないのでは? という疑心暗鬼な気持ちではじめたこの活動だった。
当初は資金0からの状態からはじめ今では定期的に展示会に出られるくらいまで資金調達ができるレベルにはなれた。
そう、「なれた」なのだ。
これが立ち上げ3年未満のボーナスタイムなのであって、もの珍しいのもあり方々から声もかかり露出することができた。
もちろんそういう時にどれだけ認知を高められたかというのが重要なのだけれども。
といって、それがゴールではない、あくまでやっとスタートラインに立てたような気持ちでもある。
今までの作品はどこか幻想的な自然物をモチーフにしてたけれど、本当はこういうのが好きです。 もしかしたら媚びてたのかもしれない。 今年から四年目、石も暖まってきたのでそろそろガシガシ行きます。
好きなことと好きなことをやるために辛抱する事のバランス感覚はある程度学べた。 これからは実践。 初回限定なボーナスの時期は終わったかな。
正念場。
活動初期からメインのプラットフォームにしていたインスタグラムもタペストリーのアカウントとしての認知なのか、写真のエンゲージメントは低め。
といっても「いいね」なんて所詮親指タップすればできてしまうのであんまり指標になっていないんじゃないかと。
あくまでいいねなんて他者から見たときの指標なのであって、感性がないからこそ数字を鵜呑みにしてしまう危険性ってあると思ってる。
そういえばこの間ツイッターでこんなこと言ってた。
物事を語るには数字がないと抽象的になるとはよく聞くが、数字なんてどうとでも作れたりする。
そうやってプロパガンダは作られてきた。 歴史をみれば分かる。
というちょっとわき道にそれてしまった今回の記事だけれど、作家としての
根っこはこんな感じなのである。
もともと皮肉症なので、写真と言う媒体がとても合っている。
これからはどんな景色をどういった視点で捉えて作品に活かすかは神のみぞ知るのかもしれない。
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