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文化支援を学ぼうと思ったきっかけは作家活動にある

作家として活動していく中で、様々な場所・お店・人たちとそれなりにコミュニケーションをとり、少なくとも共通認識は「良い期間・イベントにしましょう」だと思うのだが、その程度はどうやら人によって違うようだ。

と、数年やってみて気づいた。いわば「熱量」といってしまえばそれまでなんだけど、ビジネスとしての数字というか冷静なものを踏まえたうえで行きたい。つまり数字を上げるには雰囲気を「上げていかなくてはならない」のだ。私はそれを言いたい。

数字といっても、売り上げの場合もあるし、入場者数という指標もある。他にも来てくれた人が満足したか、といった満足度なども。どれをもって成功というのはその時その時の目標によって変えていくべきだし、それは作家一人で抱えるようなものでは決してない。

とはいえ作家も作品だけ作れば良いというものではなく、きちんと誰かに届けることを意識することが大事だ。やっぱり社会性はないと厳しいかもしれない。と言ってもどこでやっても来る人は同じ、というのは顧客の流動性がないということでもある。新陳代謝は必要だ。

これを書いていて思い出したnote↓

担当者としたらフォロワー数が多い作家を呼べば、その顧客で盛り上がり、お店も来店者が増える。という発想なんだろうけれど、フォロワー全員がイベントに来てくれるわけがない。そのフォロワーの何分の一、何十分の一の人が、物理的に来れる範囲の場に来てくれているだけなのだ。その比率はみんな違うのは言うまでもないだろう。

そして既存の顧客に新しいものを紹介する。というのも重要だ。これは私が作家だから、直接に新規顧客の獲得になるのだ。作家がソフト面で告知(SNSなどで)するなら、店舗・館ではハード面で周知をしてくれると、相乗効果があって良いと思う。

過去の経験から思ったことをメモとして。今日はここまで。


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