見出し画像

2022年に観た映画ランキング

■はじめに
淡々と振り返る。もう2023年だけど。
  鑑賞本数 66本↘️   (2021年 92本)
  劇場鑑賞 29本↘️   (2021年 33本)

2022年後半は仕事+とある事情で全然映画見れなかった。今年は新作も旧作もいっぱい観たい。最低100本くらい。観た本数が正義ってわけじゃないけど、映画や本や音楽をインプットするというのは、自分の中に好きなものを積み上げていく作業だと思っているので、少しでも試行回数を増やしていきたい。

新作部門

5位 『TITANE』 ジュリア•デュクルノー監督

『RAW〜少女のめざめ〜』で凄まじいインパクトを残したデュクルノー監督の最新作。今回もしっかりぶちかましてたなぁ。どんなグロシーンよりも、情事の最中に乳首ピアス噛みちぎろうとしてる所が1番キツかった。 

4位 『ザリガニの鳴くところ』 オリビア•ニューマン監督

2021年本屋大賞の翻訳小説部門で1位を獲得した原作の映画化。ミステリーのカテゴリではあるけど、主人公を取り巻くヒューマンドラマに心打たれた記憶。あの物悲しい余韻が忘れられない。

3位 『サバカン』 金沢知樹監督

日本の田舎の良さをギュッと詰め込んだノスタルジック作品。竹原ピストルと尾野真知子が演じる両親のキャラがすこぶる良い。エンディングでキズナのカバーが使われてて、そういやこんな良い曲あったなぁとしみじみしてた。

2位 『四畳半タイムマシンブルース』 夏目真悟監督

かつての森見フォロワーとして観たので、作品の評価自体は正直どうでもいい。内容はまんま四畳半神話大系とサマータイムマシンブルースを合体させた感じ。移動祝祭日で知られる京都、多くの京大OBの心は囚われたまま。

1位 『スパイダーマン ノーウェイホーム』 ジョン•ワッツ監督

流石のマーベルアンチの俺でも、これを1位にしなかったら嘘になると思った。もともとスパイダーマンシリーズは好きだったんだけど、アメージングとHC•FFHもしっかり予習して万全の状態で臨んだ結果、圧倒的集大成にひれ伏してしまった。まだ観てない人、絶対に過去作全部観てからにして。感動の熱量が全然違う。

旧作部門

5位 『まともじゃないのは君も一緒』 前田弘二監督

邦画だとこれくらいのゆる〜い話が好きだな。今泉力哉調の日常ラブコメ。クズ役じゃない成田凌久しぶりに見た。

4位 『フロリダ•プロジェクト』 ショーン•ベイカー監督

特別面白かったわけではないんだけど、凄く印象に残っている映画。爽やかなパステルカラーのビジュアルとは裏腹に、夢の国の裾野で広がる貧困世界の生々しさと、最後の希望とも絶望とも言い切れない終わり方。あのギャップが忘れられない。

3位 『下妻物語』 中島哲也監督

平成だなぁって感じ。多少クサくてもストレートなメッセージ性が、捻くれた現代では心地良いものに変わる。主演2人の全盛期はここだったんだろうか。

2位 『羅生門』   黒澤明監督

アメリカ帰りの飛行機で観た。白黒でセリフの音質が悪くて荒っぽい内容でも、名作の価値は不変であると再認識させられた。90分でこんな濃厚な物語になるとは。ただ日本語字幕はつけたほうがいい。

1位 『パンズ•ラビリンス』 ギレルモ•デルトロ監督

スペイン内戦下、現実と虚構の間を生きる少女が主人公のダークファンタジー。観る前はこんなに刺さると思ってなかったけど、『ストレンジャーシングス』とかフリーホラーの『Ib』が好きな人なら絶対好き。デルトロ作品は初鑑賞だったので、ここから他作品を開拓していくのが楽しみ。

■おわりに
新作部門、旧作部門のランキングは以上です。
ちなみに1番つまらなかった映画は『死霊の盆踊り』でした。ガチで言うと『ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地』だけど。

2023年もいっぱい映画観る予定なので、東京で観たい映画ある人は是非誘って下さい!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?