今こうして、ゴルフの世界で生きている。第4話
高校に入る頃には、近くのショートコースに、叔父に連れられて行ったり、たまに、夏休みなど部活動が休みの時は、親に送ってもらい、周り放題プランで、朝7時ぐらいから夕方6時ぐらいまで、づ~とまわっていた。昼食休憩以外はラウンドのみ。
その頃は、まだ普通のコースはラウンドした事なかった。
その頃には、9ホール 調子良い時は、1オーバーや2オーバーぐらいで回っていた。
何故なら、自宅で、土の上から練習用ボールを打ったり、ゴルフボールで、土の上からアプローチしていたりしたので、ショートコースのマットから打つアイアンショットは簡単だと思ったし、それと芝の上からのアプローチは簡単だと思っていた。
ゴルフ好きの少年がいると、そんな噂を聞きつけ近所のおじさんが、今度ゴルフコースに連れていってやると誘ってきた。まだ16才か17才だった。
もの凄く嬉しかった。初めて普通のコースでラウンド出来ると思うと。ラウンド当日、自宅に迎え来てもらい、3人の大人と1人の少年。
その大人達はゴルフに自信のある方だったらしい。後で聞いた話だが。
ショートコースで、アイアンとアプローチとパターはイメージ出来ていたので、あとは、ドライバーだけだな?と思っていた。ドライバーの練習は、自宅の練習用(ブラスチック)ゴルフボールのみ。
結果は、50 48トータル98 初ラウンド100切り達成!
予定ではもう少し良いスコアになると思っていたが、今考えると上出来だった。
周りの大人は、私に負けた人もいる。たいして上手くないな~と思っていた。その後もう一度お誘いがある。同じメンバー。
100切りしたコースは、あまりOBがなくフェアウェイの広いコースだったので、ラッキーだったのです。