今こうして、ゴルフの世界で生きている。第1話。
毎日ゴルフレッスンを仕事にし、お客様の悩みを解決出来るのは、いろんな経験をしてきたから、私はゴルフ師匠はいません、レッスン受けたことありません、当時は今のようにプロはほとんどいませんでした。どうやって、今の地位を築いたかを書いています。全て独学です。
そのおかげで、お客様の気持ちや、上達しない理由など全て分かります。レッスン記事は、アメブロの『ヒロキプロとラウンドレッスン』に書いています。そちらも一緒に読んでいただけると有難いです。
どうぞ宜しくお願いします。
40年前にさかのぼる。ゴルフ始めたのは、小学校高学年になる頃。
親戚の叔父さんが、ゴルフ大好きで、叔父の家に遊びいくと、パターマットが置いてあり、そこでパターで、遊ぶのが楽しかった。
今、その叔父は今年他界していない。もし、叔父がゴルフ誘ってくれなかったら、今ゴルフの世界で生きていないかもしれない。
そんなある日、叔父が、ゴルフ練習場に連れて行ってやると言ってきた。
もう、ワクワクが止まらない。ゴルフが面白いと思っていた時期だったので、そして弟と3人で行くことになった。
自宅近くの練習場に行き、初めてのゴルフ練習場は、あまりに大きくて、それに高級車ばかりある違う世界に来たみたいだった。
その当時ゴルフ出来るのは、裕福な家庭の方のみ、ましてゴルフする子供はほとんどいない、ゴルフはお金持ちのスポーツ、それに私の家はごく普通の家だったので、ゴルフは無縁だったから。
3人真ん中の打席に陣取り、練習開始まで落ち着かない、まず叔父がボールを打ち始める。
凄い!野球はやった事あったので凄さが分かる、ボールの飛ぶ勢いや、当たった時の音、飛距離が野球と比べものにならない!
瞬く間に、ゴルフの虜になってしまった。それが多分9才の頃だった記憶がある。
次に、私達兄弟が打ち始める、叔父のドライバーを借りて、パーシモンに、スチールシャフト、今ではあり得ない。初めは上手く当たらない、でも空振りは1回もなかった、野球やっていた経験なのかわからないが…
今でも鮮明に覚えているが、打ち始めて少したった頃、真っ直ぐ遠くへ、遥か向こうのネットに当たった。
真っ直ぐ飛んだのは、その一球だけだったが、それはもう嬉しくて、嬉しくて、叔父に褒められ尚更嬉しかったのを覚えている。
それから、中学に入るまでは、ゴルフ練習場に行くことはなかった。それは部活動が一生懸命だったから。休みの日は、部活だし、ただ、日曜日の夕方部活が終わり、家に帰ると、たまに叔父が私の家に遊びにきていて、ゴルフの話をし、一緒にゴルフ中継を見るだけでも楽しかった。
小学生の頃は野球部に1年在籍、それからバレーボール部に入る。それはまた後で書く事にしよう。
1年で野球部を辞めた理由を。
そうこうしながら、中学生になる、そして2年になる頃には、日に日に自分のクラブが欲しいと思うようになってきた、でも親には言えない。
しばらくして、休みの日に、近くの今で言うBOOKOFFみたいなお店を覗いてみた、そしたらあるじゃないか!アイアンセットが。
ハッキリ覚えてないが、たしか1万円前後だった。5番アイアンからSWまで。
そこから貯金を始め、正月には、お年玉を貰うからそれと合わせと買おうと決めていた。
だが、その前に売れてしまうのではないかと不安になり、怒られるの覚悟に親に相談。そしたらOkが。条件があったと思います、多分勉強することか何か?覚えてないが。それと前借りです。
始めて自分のゴルフクラブを手に入れ、そこから、さらにゴルフに夢中になり、そしてここから私のゴルフ人生が始まりました。それが中学2年の頃です…
第2話に続く。
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