0904_自己紹介

はじめまして。こんにちは。
九月は虚構。甘く濁る詩文。それは嘲笑の似合う言葉であろうか。

▷ 収集

暑い。
というか、疲労が溜まって動けない。

あまり『忙しい』という言葉は使いたくありません。
何故ならば、酷く醜い文字だから。

しかしながら、今回は言わざるを得ない。
そのくらい理想からかけ離れた生活でした。

そんなわけで、何かを収集する気力もありません。
そろそろホットウィールを集めたいものです。

▷ 模造

共感を得るのは、とても難しい。
だから、そんなものは、とうに諦めた。

それなのに、期待して、傷ついて。
滑稽でしかない。

普遍的であるべきだ。それこそが幸福だ。
まったくもって、その通りである。

「でも、それは自分でなくてもいいのでは。」

固有名詞に縋って、何を得るのだろうか。
ただのワガママ。息を吐く。

「生きていたいから。」

質問です。
幸福というものは、何を代償とするのでしょうか。

▷ 希釈

夢を見た。三日で飽きた。
その程度のものだった。

人間を真似た作品は、とても美しいものだった。
心に残るものは、何もなかった。

時代の変化を、今更ながらに感じた。
消える、飢える、栄える。その繰り返し。

「好きなものがありました。」

面倒になりましたか。

「違う。夢から醒めたんだ。」

嘆息。慣れたように笑った。
忘れてしまったのは、何であっただろうか。

▷ 結果

頃合いを見計らったかのように、携帯電話が壊れた。
なかなか、どうして。良くできた台本に思えた。

「今日が転機なのだろう。」

まるで虚構。用済みの城が崩れていく。
時代は変わる。冗談のように、未来が映る。

一度限りの人生。
手垢で汚れた言葉を、今、笑ったんだ。

ならば、置いて行こう。
記憶だけを頂いて、残りは捨ててしまおうか。

「今、新しく。」

焦がれた日々は、虚構に溶く。
境界線。理想は自分で叶えるものだろう。

模範解答を嫌う愚者の物語。
それを表現するために、酸素を吸って、生きるんだ。

▷ 八月

どうにか《にじジャーニー》を有効活用したかった。
しかしながら、飽きてしまいました。

簡単に美しいイラストを生成できるのは素晴らしい。
でも、何というか、魅力を感じない。

やはり付属品として扱うのが適切か。

それだけでは意味を持たない。
使用者次第。そういうことなのだろう。

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