モデルオーディションとは？解説してみた

今も昔も、女性が一度は憧れる職業は何かと聞かれたら、多くの人が「モデル」と答えるでしょう。
ファッション雑誌の誌面で様々なポーズを決める姿が印象的なスチールモデルや、ファッションショーでランウェイを颯爽と歩く姿がかっこいいショーモデルなど、一口にモデルと言っても、その仕事内容は様々です。さらに、最近はメンズモデルも人気の職業になってきているようです。
では、モデルになる為にはどうすればよいのでしょうか。
ここでは、モデルの仕事内容や、モデルに必要なスキル、そして、モデルオーディションについてご紹介します。

モデルの仕事とは？

モデルの仕事とは、簡単に言えば、「商品を魅力的に見せること」だと言えるでしょう。ファッション雑誌や写真を使った広告であればスチール撮影が主になります。一方、テレビやインターネット上などのCMに出演する際は、動きが必要になるので、顔の表情に気を配り、セリフがある場合は演技力も必要となります。
依頼主である企業が売りたい商品のイメージに合わせて、自分が前に出るべきか、商品を際立たせるべきか、表情やポージングで上手くコントロールできるようになれば、プロのモデルと言えるでしょう。

モデルになるためには？

モデルになるためには顔やスタイルが良ければいい、というわけではありません。モデル業界では顔やスタイルが良いのは大前提の事として考えられており、その中で選ばれる存在になるには、外見以外の部分を磨き、個性を持つことが大切です。例えば、ハイブランドのショーに出るようなモデルを目指すのであれば、ウォーキングの上手さが仕事に直結するため、とても重要な要素となります。
また、将来的にテレビ番組に出て活躍するようなモデルになりたいのであれば、トーク力を磨く事も必要となります。
これらのスキルを一人で学ぶとなると、何から始めればいいのかわからずにあたふたしてしまい、結局は時間だけが経っていた、ということになりかねません。プロのモデルになる為に必要なスキルを身につけたいという方は、養成所でしっかりとした基礎を学ぶ事をおすすめします。

どうやってデビューするためのスキルを身に付ければいいの？

モデルに必要なスキルを身につける為には、ウォーキングを教えているスクールに通ったり、芸能事務所の養成所に入ってレッスンを受けたりする方法があります。
スクールに通う場合は特定の技術のみに特化している場合もある為、慎重に選ぶ必要があります。その点、芸能事務所の養成所であれば、幅広い技術に対してのレッスンがあり、様々な分野で芸能界を目指す人達と切磋琢磨しながら成長できるでしょう。

オーディション合格への道

モデルのオーディションは、俳優やタレントのオーディションとは異なり、スタイルが最も重視されるでしょう。しかし、俳優やタレントのオーディションと共通するポイントもいくつかあるようです。その中でも大事なのが、姿勢と目です。スタイルの良さをアピールしても、姿勢が悪いと、暗い印象になりがちです。目にはその人の意志の強さや自信が表れると言われています。目力を出す為に、目の周りの表情筋を鍛えたり、メンタルを強くするよう心掛けるというのも大切な要素です。
爽やかな雰囲気と、強い意志を持っているということをアピールできれば、モデルオーディション合格の道へ1歩近づく事ができるでしょう。

プロフィールの書き方

しっかりと書かれたプロフィールは芸能界を目指す皆さんの最大の武器になります。
プロフィールを書くときは、自分が審査員になった気持ちになってみると意外とスムーズに書けたりします。
個人情報(氏名・住所・年齢・連絡先)は間違いがないようにしましょう。せっかく合格していても連絡先が間違っていては、事務所担当者も困ってしまいます。よく注意して記入しましょう。
身長や体重、生年月日などは正しい数値・正しい情報を書きましょう。

自己PRの書き方

自己PRは芸能界のオーディションでは必ず聞かれるものです。ここでは、自分を最大にアピールすることが大切です。趣味や特技は審査官がよく見る項目になるので、今までやってきた部活や習い事、サークル活動やアルバイトなどのこれまでの経験なども書くと良いでしょう。また自分のチャームポイントや人には負けないと思う事などを書くのも良いでしょう。

写真の撮り方

全身写真、バストアップ写真の２パターンを撮影しますので、自身の魅力をアピールできるポージングや顔の表情を前もって練習しておくことをおすすめします。写真では、お顔の表情と同じくらい服装も重要です。ゆったりした服だとスタイルも悪くみえてしまいますので、当日の服に関しても、前もって考えておくことが大切です。

モデルに求められる人物像

モデルと聞いて思い浮かぶ事は、身長が高く、スタイルも良く、手足が長い…などといった事ですが、
これらが揃っていなければモデルになれないのかというと、決してそうではありません。
近年のファッション誌には平均的な身長の人や身長が低い人、ぽっちゃりした体型の人など、いろんなスタイルの人が登場しています。自分らしさを最大の魅力とし、自分に似合うファッションをしているモデルは、見ている人に親しみを与えられる存在であり、「わたしもこんなふうになりたい！」と思わせてくれる憧れとなります。
モデルになる人に重要なことは、自分というものをしっかりと持ち、自分をしっかりと見つめて知ること、そして自信をつけ、他人には真似できないような「個性」を身に付けることでしょう

モデルオーディションでは何を見ているか？

モデル志望の方を見る時のポイントは、自身から自己発信できるかどうかです。最近では、今日のファッションコーディネートやメイクポイントなどをSNSなどを通し、発信しているモデルさんが多いです。オーディオションでは、自己PRを通して、発信する力をチェックします。しかし、難しく考える必要はありません。自身のことを自分のことばで話すことで、人物像が分かってきます。明るく元気に自身のことを発信するところから始めてみましょう。