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私の成長記録④小学校中学年〜弐

私は、今でもそうなのだが、一人称を、「僕」とか「俺」とか言うのが苦手だ。

これは本当に幼少期からそうで、幼児期は一人称を自分の名前だったり、自分の名前にちゃんを付けて言ったりしていた。

だが、小3位になってくると、段々とそれが恥ずかしいものだという認識に変わってきて、男子だと俺や僕、女子は私とかになっていくのだが、私は、「自分」と言う言葉をよく使っている。

また男子は、男っぽい言葉も、だんだん使うようになってくる。またおしっこの事は「ションベン」、ちんちんの事は「ちんぽ」とか「ちんぽこ」、ちんちんの下についてる柔らかいところは「きんたま」とか言うようになっていったが、私はそれらの言葉をなかなか使う事ができずにいた。理由はたぶん家庭内で、あんまりそういう言葉が出なかったからだと思っている。

小学校のこの頃は、なんで時々ちんちんが固くなるのか、分からなかった。ちんちんが固くなる事を、ちんちんが立つと言っていたが、それは私も言っていた。体育の時間とかにちんちんが立ってしまうと、とても恥ずかしくて、よく手で隠したり動かして目立たないようにしたりしていた。

おしっこの時にちんちんが立ってしまうと、おしっこが出づらくなるし、1回、トイレでおしっこをしようとしてる時、ちんちんが立ってしまって、見られないように便器に寄りかかっていたところ、友達が来てふざけて、肩を後ろに引いてきて、私のちんちんが立っているところを見られてしまった時は本当に恥ずかしかったのを覚えている。

また、みんなが「きんたま」と言っていたが、そこをぶつけたりすると激痛が走るのだが、みんなの前でちんちんを抑えて痛がる行動を当時の私は、とても恥ずかしいと思っていた。周りの子達は、そうなった時は、ちんちんを両手で抑えて、悶えていた。ある日、友達がふざけて、私のちんちんを体操服の上から思い切り握ってきて、ものすごく痛かったのだが、みんなの前でちんちんを抑えるということがすごく恥ずかしくて、私は立ち尽くしたまま、足を小刻みに震わせ、片手をさりげなくちんちんのところに置いて耐えていたのを覚えている。

またクラスのみんなは、この頃から、おしっこをする時、ちんちんを見られる事を恥ずかしそうにするようになり、おしっこの時、ちんちんが見えないように便器にぴったり体をつけてする子が増えてきていた。私は立っている時は別として、別に見られてもどちらでも良かったのだが、みんなの真似をして、同じようにおしっこををしていたのだった。その頃には、もうおしっこの仕方はマスターできていて、家で粗相をすることも、なくなっていた。でもクラスメイトによっては、おしっこが終わってから、ちんちんを長い時間振っている子もいたのだが、私の場合は、おしっこが終わったら、みんなの前ではほとんど振らずにズボンにしまってしまうのだった。これも、私にとってちょっと恥ずかしかったので。

でも、外でおしっこをする時や、家でする時は、慣れない手つきで振っていた。なんか変な感じだった。

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