私のクラスメイト(小学校)㉖

今日も小学校の時、同じクラスだった女子の話をしていこうと思います。彼女とは、低学年の頃も同じクラスで、計6年間同じクラスでした。体型は細めで、背丈はやや高い方、髪型はショートな感じだったかと記憶しています。

家の方向は、同じ通学路にあり、低学年の頃はよく一緒に帰っていて、体調不良などで休んだ時は、他の同じ方向の子達と給食のパンや配布物などを届けに行ったのを覚えています。

彼女の家はクリーニング屋さんで、上がった事はありませんでしたが、二階建ての一戸建てで、店舗の入口とは別に家の玄関のようなドアがあったと記憶しています。

兄妹は、上にお姉さんがいたような気がしますが、記憶が曖昧です。

運動が得意で、小学校の高学年になると、自らの志望か学校側からの指名かはよく分かりませんが、運動会の時の入場行進で、列の一番前を歩く「ドラムメジャー」の役に選ばれていました。私の学校では、ドラムメジャーの後ろにブラスバンド、その後ろに低学年からの順で行進していたと記憶しています。

そこで、ドラムメジャーの見せ場のひとつとして、自らのバトンを真上に高く投げ、それを受け取るというのがありました。同じクラスだった私たちは、期待に胸を膨らませていましたが、彼女が投げたバトンの高さがみんなの予想を下回っていたようで、男子たちは一斉に「えー」と漏らしましたが、すぐ女子たちにたしなめられていたのでした。

その頃から、体操の分野で頭角を表すようになり、あれはなんの会だったのか…たぶん卒業間近の謝恩会の出し物のひとつだったのだと記憶していますが、側転などを取り入れたダンスチームに入って、体育館の舞台で全学年の前で踊っていた記憶が残っています。

中学に上がると、彼女とは別々のクラスになり、交流も減っていってしまったのでした。

私は成人後、たまに実家のあった街に帰ると、小学校の通学路だったところを歩いては、思い出していましたが、営んでいたクリーニング店もいつからか、辞めてしまったようでした。

その後、FacebookなどSNSでは出会わず、次に会ったのは40歳の時の中学の同窓会でした。彼女は私に気がついて声をかけてきてくれましたが、髪もロングになり、当時の面影をあまり感じられず、名乗られるまで、誰か分かりませんでした。

話しやすい性格や話し方、声などを聞くとたしかに彼女だと認識したのでした。