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お世話になった人⑤

ホテル音響の会社時代のお世話になった人についてのお話です。私の部署はホテルの音響制作部という所で、下請け会社が入っていましたが、その中にホテル側の社員が2人いました。

今日はこの2人の社員についてお話します。

1人は私より4つ歳上、もう1人は6つ歳上でした。ホテルは部署ごとに制服があったのですが、私たちの部署や、営業食は自前のスーツ、ネクタイにホテルの名札をつけていました。この社員たちも同じでした。2人とも背が高くて、短髪でした。

新人だった私に対し、彼らはとても熱心に仕事を教えてくれました。他の部署との繋がりもあり、宴会サービスや施設、各レストランの人たちとも彼らを通して顔見知りになったのでした。

婚礼の私たちの一連の業務の事を、婚礼のオペと言っていたのですが、まだ1人立ちしていない頃、一緒について教えて頂くことも多々ありましたが、ちょっと苦手だった事があって、それは、6個上の先輩社員が、本番中の薄暗い音響ブースの中で、身体を触ってきたりするのがちょっと嫌でした。。それを、別の日に副主任たちに言うと笑っていました。

また4つ上の先輩社員は、自宅にミキシングの機械などを持っていたようで、自作のCDなどを制作しては、社内で配ったりしていて、私も1枚もらって、よく好んで聞いていましたが、CDも年月が経つと聴けなくなってしまうもので、今はもう聞けないのでした。

私が会社を辞めた後は、交流のあった副主任から彼らの事は聞いていました。6個上の先輩はその何年か後に退職し、4つ上の先輩は2001桁台に結婚し、二次会を当ホテルの宴会場でやるという事で、招待され、懐かしい面々と久しぶりに顔を合わせたのでした。その頃、住所を交換し合い、年賀状の交換などを行っていましたが、年賀状をやりとりする時代も終わりつつありますね。。

私はまた、このホテル時代の人達と会うことはあるのでしょうか。

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