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オトンをVket5に連れて行ってVR年越しさせた話

はじめに

Vket5の感想というよりかは
実家帰って年越しした時の日記みたいなもんです
家族でひたすらに正月ダラけたって報告が主なので
そこだけ注意です

きっかけ

Vket5、それは2020年12月21日~2021年1月10日まで開催された
VR業界史上最高のマーケットイベントであり(以下略)

オトンにVket4を見せた話というのを
昨年7月ぐらいに書いたわけなんですが
その時のオトンの感想として
「VRのゴーグルつけて見てみたいなぁ」
的な感想があったわけでして(あとがきにチョロっと書いたぐらい)
んで、11月21日、妹の誕生日に実家に帰った折、
こそっとスマホで調べてみたいんです

「アストネス PC レンタル」

アストネス、それは日本発のVRレンタルショップ、
高価で手を出しづらいVR機器を安価でレンタルしてくれる会社
そんな俺の不安の一つ、アストネスさんはPCを貸してくれるのか?

というのも、うちにあるVRReadyのPCは
持ち運びやすい取っ手のついたゲーミングPCなんですが
それ持って電車乗れるかといったら乗れないレベルでクソ重いんですね
なので、ノートPCレンタルできたら持っていけるのになーと
望みをかけて検索した結果…

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普通にあるやんけ

その時点で俺の年末年始の予定は決まりました
その日帰る直前にオトンと約束を交わす
「VRのヘッドセットとPC借りてくるからVket5一緒に見よう」
…まぁ、オトンは目の前の息子が何企んでいるのかわからなかった様子だけど
そして来たる12月30日、
VRとノートPCがアストネスから届く
注文したのは、Oculus Rift SとGeForceGTX1060搭載ノートPC
操作説明用に実際にVRCログインして触れてみる

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なんかもう、手がわからん
※ハンドサインがどうやって出せるのかわからないの意味

HTC VIVEだとトラックパッド触るだけで手の形変わるんですが
どういうわけかマグカップが出たり引っ込んだりする
まぁいいか、スティック倒せば歩ける、回れる、それでヨシ!
というわけで、同封されていたPC用バッグにケーブルやら何やら入れて準備完了
Oculusはリュックに入らなかったので手で持って運ぶことにしてその日は爆睡、明日に備える

オトン vs ゴジラ

VR経験のある皆さんに質問します
…正直、VR買いたての頃ってめっちゃ酔いませんでした?
オーダマンもそうでした、というか今もあんまり長く着けてられません

オトンも55年生きていてVRなんて付けた事ありません
当然、そんな人間がVRを付ければ…まぁ30分もしたら酔うわけで

というわけで、さっさと一番見せたいものを見せることにしました。
俺が一番見せたいもの、それは…

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コイツだ

13時頃、昼飯にマクドナルドを親子で食べた後、VRを設置&起動、操作方法を教えることに

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父「うわぁ!?お手手や!これ父の手!?」
俺「せやで」
父「へー…VRこんな感じなんや…」
俺「スティック倒したら動くから」
父「スティックどこ?」
俺「親指もうちょい横」
父「どこやねん」

その後なんとかして動くようになったが…

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父「うわー!?危ない落ちる!」
俺「父危ないw」
父「まって、あそこにミラーって書いてあるやん」

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父「えーーー!!?」
俺「これ父」
父「グレイやん!!!」
俺「せやな(これグレイっていう人初めて見た)」

そして、おおよそ300MBの長い道のり(ロードだけに)の後…

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父「うわー!?なにこれー!?」
俺「東京タワーと富士山、でこれポータルやねんけど、この上が東京駅」
父「ほんまやー」

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父「え、これ足元大丈夫?」
俺「また落ちそうになったらあかんでw」
父「うわぁ怖いわぁ…」
俺「そこで止まって、左向いて」
父「…うわ!?」

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父「ゴジラやん」
俺「ゴジラよ」
スクリーンのフワちゃん「何屋さんなんだしwwwww」
父「…フワちゃんやん」
俺「フワちゃんやな」

フラフラしながらもゴジラショップに向かう

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父「MIYAVIやん」
俺「俺知らん」

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父「うわーーー!ゴジラや!」
俺「シンゴジやでー」
父「すごいなぁ…あ、なんかある」

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俺「エレベーターなんかあるんやて」
父「どこ?」
俺「見て左」

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父「これ?」
俺「それ、入るんじゃなくて、そのエレベーターのドア触って…

いってらっしゃい!」

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父「ぎゃーーーーー!!!!」

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父「まってこっち向いてる!」

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父「あーーーー!!!!」

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父「死んだが」
俺「死んだな」
父「これ妹にもやらせよ」
俺「せやな」

見たい反応も見れたし続けてみることに

東京マルイブース

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父「これどうやって撃つん」
俺「周りのやつは撃てんで」
父「どれ撃てるん」
俺「真ん中のやつ」

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父「撃てた!」
俺「めっちゃ頭撃ってるやん」

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父「この人は誰なん?」
俺「わからん…」

タカラトミー

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父「これすごいな」
俺「よーできたアバターやな」

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父「これなんやろ」
俺「あの女の子の武器ちゃう?」
父「マジか、返してあげよ」

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俺「優しい」

道中…

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俺「あれVket3の会場の一部やな」
父「はえー」

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父「これ近くで見たら迫力すごいな」
俺「せやな」

大丸松坂屋

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俺「大丸やで!」
父「こんなんも売ってるんか」

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俺「そのうちレディプレイヤー1みたいにドローンが持ってきてくれるわ」
父「そうなったらおもろいな」

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俺「次ここのポータルやな」
父「こっから先降りられへんの」
俺「(ここ俺が生放送でわざわざ降りたとこやな)
降りれるけど、そのポータル使った方が早いで」
父「父あえて降りるわ」
俺「(俺と同じことしてる…)」
血のつながりを感じながら降りていると

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父「うーわ、やっば」
俺「五重の塔どころじゃなかったな」

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父「オペラハウスあるやん」
俺「あれは確か入られへんで」
父「ここオーストラリアなん?」
俺「いろんな国がごちゃ混ぜになっとるんよ」

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父「こういうのどうやって作るんやろうな」
俺「なー」

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父「あ、ここがほんまはこっからワープして来るんやな」
俺「そうそう」
父「…え、ちょっと待って」
俺「?」

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父「水の表現めっちゃすごいやん」
俺「(そこの着眼点無かったわ)」

グッドスマイルカンパニー

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父「これ初音ミク?」
俺「これブラック★ロックシューター」
父「てんでわからん…」
俺「しゃーない」

ここで父が3D酔いでダウン
休憩がてら、アマプラで映画を見ることに

They Live→PIXEL

最近オトンはえげつないぐらい映画見てる
見た映画をノートに書きこんでいってるんだけど
マジでびっしり、洋画から邦画までぎっしり

まぁ俺も映画好きだし、オトンと一緒に映画見るのも好きだし
正直最近実家帰る度に必ず映画見てるし

1本目、TheyLive(ゼイリブ)
貧富の差がえげつない事になっているアメリカで、
ホームレスの主人公があるきっかけで
反支配階級団体のアジトを覗いてみたら、
宇宙人の擬態や洗脳信号を見抜く事が出来るサングラスを手に入れて、
支配階級に属するほとんどの人間が、
人間に化けた宇宙人だと気づき、
洗脳信号を発生させるアンテナを壊しにいく映画

オトンも久方ぶりに見るし、俺も初見だったけど
なんというか、王道80年代映画って感じで好き
コマンドーみたいな感じ、今度吹き替え版で見たい

ただ、意外と中身あっさり気味
設定も最高だし、イカレた反政府軍vs主人公かと思ったらエイリアン出てくるし、何より宇宙人がちゃんとキモい
もうちょっと長くてもいいし、なんなら宇宙人とステゴロで殴り合って欲しかった感もある

そして原作の名前が「朝の八時」、映画見た後だけど、どんな話よ!?ってなるタイトルで草生える

2本目、PIXEL(ピクセル)
1982年、アーケードゲームのチャンピオンシップが開催
そしてその映像をNASAが宇宙に飛ばした
そして30年後、宇宙人がその映像を見て挑戦状と受け取り、
アーケードゲームに登場したキャラを再現した宇宙の最新兵器を地球に送り込んで正々堂々と勝負を挑んできた

みたいな話なんだけど、全編ほぼギャグ構成、すっきり見れる
ゲームオタクが活躍するっていう話なんだけど、なろう系とかそういうのじゃなくて、ちゃんとギャグ、めっちゃ好き

妹vsゴジラ

なんやかんや映画見てたら妹帰ってくる

妹「あけましておめでとう!」
父「まだ早いw」
妹「これ(VR)やりたい!」
俺「ちょっと待ってて」

リスポーン地点に戻って、妹にパス

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妹「やば、お風呂やん」
俺「ほんまやな」

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妹「わーーーーーーー」
父「足元気を付けて、落ちなや」
妹「落ちる要素あるん」
俺「ない」

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父「そこ入って、そこ」
俺「そこのエレベーター」
大人気ない男二人

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妹「ぎゃーーーーーーーーー」
父「あーーーw気を付けてw」

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妹、その場でグルグル
俺「どこいくねん」

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妹「しんだ」
父「死んだなw」
俺「死んだなw」
酷い男二人

DC-02 オーダマンブース

父にバトンタッチ後、オーダマンブースを見せる事に

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俺「それ俺の」
父「あー、確かにアイコンお前のやもんな」
俺「(あれ…いつこれ俺だって教えたっけ)」

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父「おー、これお前が作ったんか」
俺「せやで、中グルっと回って見れる」

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父「はえー…持たれへんの」
俺「ここでは持たれへん」
父「前見た時はVRちゃうかったからな、VRなら持てるんやろ」
俺「持てるで」

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3階へ
俺「ここなら持てる」
父「ほほー…」

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俺「(なんというか、一番気付いてほしいギミック気付いてもらえんかったなぁ…)」
オーダマンブース、初心者向けでない事が判明する

その後

オーダマンが普通にVRで遊んで、その様子をディスプレイで見たりして遊んでました

Quest広場

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オーダマン、日本人に飢えたので会話をしにクエスト広場に逃げてくる

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妹「何コレ」
俺「初心者案内用の飼料、これ見ながら初心者に説明する」
妹「はえー」

その後、日本人の人に絡んだり、
授乳カフェに誘われたりしながら
その日は家族でVRChatを楽しんだ

年越し

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ガキ使見ながらTwitter見てたら、フィオっさんの引用から流れてきた
フィオっさんも一緒にいるなら、会わせてあげたいなぁと思い、
VRを被ってWorldBeyond Nightに飛ぶ

誰にReqInviteすればいいのかわからず四苦八苦しながらも
なんとかフィオっさんにJoin成功する

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※写真とか撮ってないので筆者のコスプレで失礼します

フィオ「あ、さっきはフレンドありが…」
俺「フィオっさん俺や!オーダマンや!」
フィオ「あ、オーダマンか!お父さんにVR被せたツイートしてたよね」
俺「そそ、今実家なんよ!ちょっと待ってな…父ー!!!!」
父「え、何」
俺「この人がフィオっさん!Vket作った人や!!!」
父「あーーー!!!どうも初めまして!!!!」
フィオ「お父様ー!どうもー!いつも息子さんにはお世話になってますー!」
俺「(した覚えねー!)」

みたいな感じでオトンとフィオっさんが出会った

というわけで父にバトンタッチする
フィオ「3、2、1、0、はっぴーにゅーいあーーーーーーー」
父「は、はっぴーにゅーいやーーーーーー!!!!!」
俺「ハッピーニューイヤーーーーー!!」

そんなこんなで、父55歳、VR年越しをする(させられる)
その後記念撮影…

フィオ「お父様ー!!!こっちこっちー!!!」
父「はいお父さんです!!!」

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たどたどしながらも無事記念撮影終了

そんなわけで、オーダマン家の2020年は幕を閉じたのでした

最後に

深夜2時、VRChatもほどほどに、親子で初詣に向かう
父「ありがとうな、VR、いい経験したわ」
俺「それならよかったわ」
そんな会話をしながら神社に詣でる

来年も楽しく過ごせますように

そう願懸けして家に帰りました

元旦の朝、おせちをつまみながらテレビを眺める
お腹も膨れれば昼寝もして、ただただ何もない元旦を過ごす

めっちゃ平和な元旦、なんかこういう年明け久しぶりな気がする

帰り道、オトンが車で送ってくれることに
父「しかし、Vketを企画した人と会えるとはな」
俺「な、俺もあんときたまたま見かけて行かな、と思ってな」
父「そういう関係は大事にしいや、なんなら組んでデカい事一緒にやれや」
俺「また今度な」

というわけで、オーダマンの年末VR体験会でした

前回のVket4を見せた話からずっとVR付けさせたかったので
今回、大変満足しています

今回遊んで頂いた多くの方々、そして年末年始にも関わらずVRを貸していただいたアストネス様には、本当に感謝しています

またどこかでオーダマンかそのオトンに会った時は
よろしくお願いいたします

また、何かあったらnoteに書き起こすなりなんなりしようと思います

それでは、Vket6でお会いしましょう!

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