プロ野球観戦が出来ない苦しみから生まれた行動について

HelloWorld!

どうも たかとです。
劇場版SHIROBAKOの感想note作成に行き詰まったので、こちらを先に公開します。

皆さんご存知の通り、プロ野球のオープン戦無観客試合及び開幕延期となりました。昨年現地観戦102試合を行った身としては、今すぐ酸素吸引器をしないと生命維持することすら厳しいのですが(?)、決まった事は仕方ないと切り替える他ありません。

今回記事にしたい内容は、プロ野球を観戦出来なくなった結果、私や野球ファンが何をしたのか、また何故その行動を取ったのかを考察したいと思います。
事例は以下の2つです。
①戸田球場の無観客試合に大挙する野球ファン達
②過剰なチケット購入をする野球ファン達

①戸田球場の無観客試合に大挙する野球ファン達

3/1(日)、一軍のオープン戦無観客の煽りを受けてなのか、戸田球場近くの河川敷に巨人ファン、ヤクルトファン、あるいはそれ以外の野球ファンが大勢押し寄せました。

ニッチな野球ファンならご存知でしょうが、戸田球場は観客席を封鎖しようとも近くの河川敷から試合を見ることが出来る構造になっています。そのような構造を承知しているヤクルト球団は公式サイトで以下の声明文を発表しています。

>現在の国内の状況を踏まえ、土手からの観戦もご遠慮くださいますようよろしくお願い致します。

このような勧告があったにも関わらず、上記の通り野球ファンが大挙する結果となりました。
何故なのでしょうか?

私が思うに、野球ファンの行動は負の感情から生まれたものだと推測します。野球観戦が出来ない今、私は辛い思いをしています。きっと、私以外の野球ファンだって辛いと感じているでしょう。野球観戦出来ない事で起こる負の感情を、昇華や代償出来る人もいれば出来ない人もいます。

もし自分がそれらを出来ないと自覚しているのなら、このような自己分析をして己を見つめ直すのも良いのかもしれません。

②過剰なチケット購入をする野球ファン達

これは、私が起こした行動、飢えに飢えた野球ファンが起こしたであろう行動についてです。

私は、プロ野球の開幕延期が決定したその日に、4/3(金)のマツダスタジアムのチケットを購入しました。
https://twitter.com/Au7q/status/1237027930212974592?s=19
衝動買いでした。カープの公式サイトを確認すると、カード初日のビジターパフォーマンスにまだ空きがある…買わなければ………気がつけばチケットを購入して、広島への旅程を練る自分がいました。

衝動買いは広島遠征のチケットだけではありません。私は本来週一程度しか東京ドームに通わないライトな(?)野球ファンです。にも関わらず、4/10開幕報道が出てから最初のチケット販売日に、5試合分のチケットを購入してしまいました(対象試合は4月中旬〜終の2週間)。普段なら2試合分買ってお終いだった筈ですが、無我夢中でチケットを購入する自分がいました。

チケットの過剰購入をしたのは私だけではないでしょう。私の友達も同じく5試合分のチケットを購入したそうです。ライトスタンドに頻繁に訪れる所謂"常連"と呼ばれる人達も、右に同じくと言ったところでしょう。

何故チケットの過剰購入をしてしまうのか、この行動も焦りや苛立ちといった心の動揺から来るものじゃないかと推測します。

少し話が変わりますが、昨今トイレットペーパーの買い占めをする人達が少数います。また、買い占めには及びませんが、買い占め報道を見て普段より1つ余分に買う人達が多数います。その結果、全国的にトイレットペーパー不足に陥りました。私はトイレットペーパー不足の報道を見た時内心「デマに踊らされていているなあ。自分はこうはならないはずだ。」と思っていました。

しかし私の起こした行動はどうでしょう?開幕日の予想がつかない中マツダスタジアムのチケットを購入して、あまつさえ短期間に5試合分のチケットを購入する有様ではありませんか…思っている事と行動した事に乖離があるではないですか…

この行動を鑑みるに、人間の思考に個体差はあまり無いのではないかと思いました。日本国民全体で見れば若年層のカテゴリにいる私は、開幕日の情報に踊らされ、チケットを買い占めをしました。傍から見れば、やってる事はトイレットペーパーを買い占める人達と何ら変わらないでしょう。私の記事を見て嘲笑う読者様もいるかもしれませんが、私の今日は読者の明日かもしれません。
根拠がある訳ではありませんが、断言出来る事があります。遠くない未来に非常事態が起きた日には、またトイレットペーパーの買い占めが起こるでしょう。そしてまた、その時私も野球ファンであるならば、チケットの買い占めを行うでしょう。

それ程まで、人間の心は脆く繊細で焦り苛立ちを感じやすいのです。

今回のnoteの結論ですか?
「#待ってるぞプロ野球」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?