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歌詞って意味あるんですね

というのを齢26にして、初めて感じましたw(マジです)
私は感受性が低い人間であることを、ここ最近少しずつ自覚しています。というか、他者と触れ合うことで否が応でも知ってしまったのです。その事例の1つが、題名の通り歌詞の意味を感じなかったことです。

何故今まで歌詞の意味を感じなかったのか?
何故今になって歌詞に興味を持ち始めたのか?
これらのことを、noteに纏めようと思います。

詞とメロディーどちらを感じるか?

皆さんが好き歌は何でしょうか?またどのような歌を好きになりやすいのでしょうか?

私は「好きな曲=気に入ったメロディー」です。
歌を聴く時、99%はメロディーや歌手の声について傾聴しています。音楽に鈍感な私を魅了する美しい歌声や、記憶に残るメロディー。私の語彙力では形容できないようなインパクトのある音こそが、私の好きな曲なのです。

他方で、「歌詞が好きだからこの歌が好きなんだ!」 と感じたことは、人生で一度もありません。なぜ歌詞に興味が無かったのか考えてみました。

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自己分析をまとめると以下の通りです。
・極端に言えばメロディー=音楽という思い込み
・歌に触れる機会の少なさ
これらが歌詞への興味があまりなかった原因です。
では何故noteを書く程度には歌詞に興味を持つようになったのか?それは、外出自粛中にアニメを見てあることを感じ取ったからです。

挿入歌っていいね

アニメの挿入歌が私の琴線に触れました。その一番の理由が「アニメの映像とそこで流れる歌の歌詞って結びつくんだ!」と感じたからです。「いやいや、そんなの当たり前じゃないか」と思う方もいらっしゃるでしょうが、その"当たり前"に最近まで気づかなかったのが私なのです。

挿入歌に興味を持つようになったきっかけとなる作品があります。
『マクロスシリーズ』、その中でも『マクロスF』です。

マクロスF

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マクロスシリーズについて簡単に説明すると、従来のロボット戦闘アニメに"歌"の要素を追加した作品です。この歌が様々なトリガーとなり、味方の戦闘力を向上させたり、敵を洗脳させたりします。マクロスシリーズの中で特に挿入歌に興味を持った作品が『マクロスF』です。

マクロスFのストーリーは、売れっ子歌手のシェリル・ノーム、新米歌手のランカ・リー、パイロットの早乙女アルトの3人が、バジュラと呼ばれる宇宙生物と戦闘を重ねる内に、3人が互いに惹かれあい三角関係を築くといったものです。

その三角関係を表現した歌が『トライアングラー』です。
トライアングラーは、第1クール目のOPver(feat.坂本真綾)とテレビアニメ最終話の挿入歌ver(feat.シェリル/ランカ)があり、サビの歌詞が異なります。

OPver

君は誰とキスをする
わたし
それとも
あの娘
挿入歌ver

(シェリル)君は誰とキスをする
(ランカ)わたし
(両方)それとも
(シェリル)わたし

たったこれだけの違いですが、歌の印象が対照的だなと感じました。

OPverの印象は
・「わたし それとも あの娘」という歌詞が、客観的に見た三角関係を表現していて、どこか達観しているようだ。
・歌手である坂本真綾自身がシェリルやランカよりも年上のため、落ち着いた雰囲気で大人びている。

対して挿入歌verの印象は
・シェリルとランカの2人の「あたし」が、君(アルト)に恋愛感情をむき出しにしているため、主観が強い。
・最終話のラストシーンで、ランカがシェリルに対して恋の宣戦布告をして、シェリルが受けて立つ...といったところで歌が流れるので、バチバチの雰囲気がある。
・かといって、2人パートの歌詞も多く、物語もハッピーエンドで終えるため、爽快感がある。

それぞれの歌詞の感想を文章に書き起こしましたが、私の感じたものを是非noteを見てくださった皆さんにも体験して欲しいです。マクロスシリーズは、dアニメストアや他の配信でも視聴出来ますので、見て欲しいです。

繰り返しになりますが、私は感受性が低いです。
第1クールにOPを聴いていた時の感想は「いい歌だなぁ」位しか思いませんでしたw
このnoteを書く中で初めて歌詞の違いに気づくようなニブチンです。
それでも、想いを整理して、明文化して、公表する。こんなことをする程度には、挿入歌に感じるものがあって、歌詞というものに興味を持つことが出来ました。
これからは、少しずつ歌詞に注目して歌を聴いていこうと思います。

それではまた👋。

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