Vegvisir

ずっとずっとずっと
違和感を抱え続けながらここまできた

普通に暮らしてればお金に困らないはずなのに、いつも生活はギリギリ

これでいいのかな?
こんなことしてて本当にいいのかな

私は一体何をしているんだろう
もうそろそろこんなところから抜け出さないと

それをいつも頭の片隅に置きつつも、無視するようにこの数年生きてきた

でも今年こそそろそろ卒業しないと

そんなことを考えながらもズルズル続けていたら、この夏は思いもよらぬショックなことが畳み掛けるように次々とやってきた

正直なところ、不信感でいっぱいになって
心が離れていきそうだった

あんなに楽しかったSNSも
以前みたいに心から楽しめなくなってしまった

実際そこから離れていく人もたくさんいた

自分自身、モチベーションが上がらない
彼らの曲を聴く気にもなれず
CDを予約する気にもなれない

このままもうこの場所から離れてしまおうか
そんなことも考えていた

元々、もうそろそろ限界だって分かってたし
こんなことにばかりお金をかけていられない

もっと現実を見ようって思った

でもね

やっぱり彼らの曲を聴かないと落ち着かないし

絵を描く時は
彼をモチーフにしないと描く気になれないんだ

いつのまにか生活の一部になってた
創作意欲の源になってた

私は一体どこ進めばいいんだろう
どこに向かってる?

そんな時、次の展示向けの絵のヒントを探していてたまたま見つけたのがヴェクビシル(Vegvisir)

ヴェクビシルとは
古代の北欧で用いられたルーン文字
「ルーンのコンパス」
道に迷わずに無事に帰る
自分を見失わない
ヴァイキングたちのお守りや象徴

これは出会うべくして出会ったのかな?
ヴェクビシルは私をどんな方向に導いてくれるんだろう

半年後
私は何をしているんだろう

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