思うこと

コロナの状況の中、大学での話。
まず説明しておくと、私の学科は特殊で同期が8人しかいない。そして授業の一環としてミュージカルを8人で作り上げることになっており、それが単位となる。全員が演者や表舞台に立ちたい人ではないが、そういったカリキュラムになっている。

さて。まずコロナ2000人をとうとう余裕で超え緊急事態にも関わらず大学は通常通り(対面で)行われている。
…この状況に疑問をもつ生徒がいないわけがない!
しかし学校側もどうしようもないというのが現実だろう。怖いけれど、変えられないやめられない理由があることも分かっている。コロナが校内にひとりでも出たら閉鎖するであろうに、完全な対策などとろうとしていない。 
授業をオンライン化しない上にミュージカルもやるのか?という意見を1人が提案し、抗議したいと言い出した。それに賛同してほしい、力を貸してほしいという一言が、グループラインに送られてきたのだ。
これは難しい問題である。私たちの小さな学科(まだ作られたばかりの一期生)が学校側に抗議したところで、ではオンラインにしましょうなんて話は到底難しい。しかしそういう怖さを持っているという意見を伝えることは良いことだ。

だが、すでにグループラインでは意見が真っ二つに割れた。
対面でいい派と、オンラインがいい派。
これは厄介になってきた。
オンライン派は、意思が堅いため、意見を曲げようとはしない。しかし今までこの8人で何年かやってきて意見が割れたのは初めてだ。恐ろしい。
対面派は、私を含め外で仕事もしている人。外で仕事をしていると、みんなギリギリのところで経済は回っているし、どこも気をつけながら、いつ無くなるか分からない状態のところで動いている。つまり個人が最大限気をつける事に徹するという考えだ。
一方で、絶対オンライン派は学校の対応に対してもミュージカルに対しても気持ちがかなり後ろ向きになっている。このまま抗議をしても嫌な未来しかみえなかった。

そもそも、日本はどうしてロックダウンしないのかだ。他の国では出来て、なぜ日本ではできないのか。日本の政府は何を考えているんだろう。それができない理由がある。これが大人の事情なのか。
学校側もこのままで良いと思っている人は一人もいないだろうが、国から言われてない以上、変えることはできないのだ。全ては国のせいなのではないか。日本人でいることを恥ずかしく思う。

この話がどうなっていくのかは、ライン上でまとめあげることはできず、明日話し合う事になった。
なるべく早く、みんなが平和になりますように。

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