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人生を変えるほど衝撃を受けたアルバム。

全治一ヶ月、相変わらずほぼ寝た切りな毎日でライヴもリハも出来ないので、今日は自分の人生を変えるほどの衝撃だったアルバムを時系列で3枚上げてみる。

・「SOLID STATE SURVIVOR」/YMO
それまで普通にテレビやFMラジオで掛かっているヒットソングを聴いていただけの中学1年生の時に聴いて、「み、未来の音楽だ・・。」と衝撃を受けた説明不要の1枚。陸上クラブ、野球部、空手道場と体育会系一筋だった私が突如キーボードや作曲や多重録音を始めたきっかけになったアルバム。

・「NOTHIN' UNUSUAL」/PRISM
高校1年生でオフコースに憧れてギターを始め、ペンタトニック・スケール一辺倒だった私が、速弾き、ワイド・ストレッチ、レガート奏法など後のギタースタイルの指針になったアルバム。変拍子、ダークでロマンティックな世界観、アグレッシブなロック・サウンド、これを聴いて以降プログレッシヴ・ロックを聴き漁るようになる。20歳の頃。

・「flow」/karak
この頃既にバンド活動には辟易としていて、ファンタジックで叙情性の有るメロディとプログレ的な構成とサウンドとアコースティックな音色を足した様な音楽を男女ユニットで出来ないものかと日々模索しながら悶々としていた26歳の時、友人から「藤森さん、これ聴いてみなよ。」と渡されたアルバム。目から鱗がボロボロ落ちた。「こんな音楽を創るアーティストが日本に居たのか!」と衝撃だった。現在の私の音楽の方向性の指針となったアルバム。

所有しているアルバムの数、CD以外にもレコードやカセットテープまで入れたら軽く3千枚は超えるが、好きな音楽は数有れど、以後、未だにこの3枚を超える衝撃に出逢っていない。それはその時の時代背景、自分の置かれている境遇、考え方にも因るところが大きいだろう。
いつまでも感性を磨く事を怠らず、探究心を持ち続けて生きたいと思う。


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