葛藤の2020年
2020年も残りわずか。あっという間なようで、いろいろなことがあった濃い一年間でした。
本当はまったく別のテーマで、もっと前向きなnoteを書こうと思っていたけど、いまはちょっと無理だな、もっと書くべき事があるなと思い、全文書き直しました。
noteで働きはじめて10ヶ月。
いちユーザーとしてnoteが大好きで、「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」というミッションに魅かれて入社を決めたのがちょうど1年前。
この10ヶ月間で、ここには挙げきれないほど、いいことも、そうでないこともたくさん目の当たりにしました。
自分自身が大好きで、もっと広まって欲しいと思っていたサービスが、読んだだれかを傷つけてしまっているという事実。好きで使ってくれていた人が、自信を持って使えなくなってしまった状況。応援してくれていた人に「もう応援できない」と言わせてしまったこと。
その一つひとつに対して、この数ヶ月間、自分の無力感と申し訳なさでいっぱいでした。こんな状況を望んでいたわけじゃない。でも事実起こしてしまった。何をどう言葉にしたらいいのかがわかりませんでした。
そうは言っても、中の人として、立ち止まっている訳にはいきません。やるべきことはたくさんある。自分にできることは限られているけれど、信頼を取り戻すために今できることをしようと、どうにか前を向こうとしていました。
でも、そうじゃないですよね。
どれだけ前を向いても、足元が固まっていないと進めない。今はまだ、目指していることが果てしなく遠くにあるように感じています。
一連のことでご迷惑をおかけしてしまった方、申し訳ありません。期待してくださっていたのにガッカリさせてしまった方、ごめんなさい。離れてしまった気持ちを取り戻すことは、簡単なことではないと思っています。
でも、ここで諦めたくない。
こんな状況だからこそ、やるべきことがたくさんあると思っています。
いつかまた「noteを使っていてよかった」と言ってもらえるように。「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」というミッションを、胸をはって掲げられるように。
一から出直すつもりで、2021年を迎えたいと思います。