オータムカップ 東京羽田ヴィッキーズvs山梨QB

21シーズンのヴィッキーズ初戦の雑感をまとめてみました

1.チームとして

チームの完成度は山梨の方が上と感じました。
特にディフェンスはは山梨はメンバー全員、やることの意志疎通ができていました。
ヴィッキーズはボールに対して強いプレッシャーを与えドライブで抜かれたらカバーするディフェンスをしていましたが、カバーの後のローテができなかったり、ダブルチームへいくタイミングが遅かったりと後手に回っていました。
しかしハーフタイム明け3QでトップからプレッシャーをかけるディフェンスはHCのずばりの采配だったと思います。あそこでムードが一転しました。
オフェンスでもドライブで切り込める選手が少ないのでボール回しからの展開がメインでしたが、ドタバタしましたが、スリーで食らいついていく状態でした。
ただ、試投数(羽田31ー山梨19)、成功率(羽田48.4%ー山梨36.8%)ともに相手を上回っており、ここが継続できれば昨シーズンの得点力不足も解消できるのではと期待したいところです。

2.各選手について

・津村選手
個人的に期待している選手です。今回は控えPGとしてのプレイがメインでしたが、ゲーム序盤は考えすぎて持ち味が活かせてませんでした。
津村選手がPGとして期待される部分はトランジションだと思うので、
もっとボールをプッシュしてほしいところ。

・軸丸選手
PGとして安定したボール運びでした。落ち着きもありコントロールもできているので、経験を積むだけかなと。本橋選手と違ったゲームメイクに期待です。

・鷹のはし選手
得点センスはチーム随一ですね。今シーズンはフォワード起用になるのでしょうか?オフェンスに専念できる環境でどこまで延びるか楽しみですね。

・花選手
チーム最長のプレイタイムで、オフェンス、ディフェンスともに精力的に動き回っていました。1ON1でなく合わせからの得点がうまいので、タイミングが合ってくれば、もっと得点も増えると期待していま
す。

・星澤選手
蒲田の宣伝担当である星澤選手、持ち味はブロックだが昨シーズンからスリーも期待したい。この試合もトップからのスリーを決めており、そこが決められるとセンターを外に引っ張り出せるので、チームとしても+になる。

3.総評

まずは、ドタバタしながらも、昨シーズン負け越した相手に競り合い逆転できたのは好材料。
今日の三菱戦では、どのように戦うのか楽しみですね。

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