AとBへの推し語り

この記事はかふぇおれ Advent Calendar 2023 2日目の記事です。
1日目は私の「アドカレ流産録」でした。

Happy birthday Masafumi Gotoh!!!!

 毎日誰かの誕生日ですね。12月2日はアジカンことASIAN KANG-FU GENERATIONのボーカル&ギターを担当する後藤正文さんの誕生日です。
 そこで今日のトピックは「アジカン」です。私のアジカンファン経歴や好きな曲、そしてアジカンのオマージュを多分に含んだきらら漫画「ぼっち・ざ・ろっく!」についてそこはかとなく書いていきます。

 小2の頃、父がカーオーディオに6thアルバム「マジックディスク」を入れたのが初めて聞いたアジカンでした。当初は「車で沢山流れるうちの一つ」でしかなかったですが、小4の頃に「BEST HIT AKG」が追加されて徐々に車内のアジカン率が高まっていくにつれ自主的に選曲していくようになりました。アジカンの歌詞はシニカルで詩的な表現が多く、発音よりリズム優先な傾向から文章としての聞き取りも難しく、二十歳を超えた今でもアジカン曲の歌詞を間違って覚えていることもあります。そんな訳で10歳前後の当時の自分が歌詞を十全に理解していたは疑わしく、恐らくメロディーラインに惹かれたのだろうと思います。当時再生が多かったのは「マジックディスク」「迷子犬と雨のビート」「アンダースタンド」「ムスタング」「マーチングバンド」辺りだったかと記憶しています。

 小6頃になると父が所有しているアルバムをカーオーディオに入れろと頼むまでになり、裏ベスト2作目「フィードバックファイル2」7thアルバム「ランドマーク」などはこのころ出会っているはず。ここまでで50曲近くに出会って、お気に入りも再編された結果、車移動では「脈打つ生命」「ローリングストーン」「ムスタング」「白に染めろ」「夜を超えて」「踵で愛を打ち鳴らせ」「アネモネの咲く春に」「未だ見ぬ明日に」の並び順から好みの範囲を選んで再生するルーチンが確立されていました。(その時の運転手は母でしたが、優しいので選曲権を全部譲ってくれました)

 このルーチンが確立されて以降、中学高校はあまり曲数を増やさず、スマホを獲得してニコニコ動画の音楽再生アプリNicoBox(現ボカコレ)などを通して様々な曲に触れたこともあってアジカンからは若干離れていったといった感じでした。それでもこのルーチン7曲は続いていたし、カラオケでもほぼ必ず数曲は選曲していました。

 転機は大学1年の時、『ぼっち・ざ・ろっく!』の放送が始まったこと。見るアニメが減っていたのでアニメ全体から遠ざかって居た時、Twitter(当時)のTLで流れてきたのが結束バンド4人の並び写真とアジカン4人のアー写の比較。ぼざろキャラの名前も知らなかったため「ロックバンドだからってだけで、何で?」となりましたが、程なくして4人の名前がアジカン4人の名前から取っている事が判明。各話タイトルもアジカン楽曲からオマージュしているとあって、8話放送直後にNetflixで一気見しました。(余談ですが、8話がぼざろの中で一つの展開区切り&タイトル回収になっており、アジカンとは関係なしに感動したので、追っかけ視聴するのには最高のタイミングでした)(余談2:おいNetflix、どうしてぼざろ配信終了するんだ!やっぱABEMAに乗り換えるべきだな)
 オマージュ元の楽曲を中心に、アルバム「ソルファ」「フィードバックファイル」などに収録されてる過去の楽曲を中心に再度様々な楽曲を聞くようになりました。これらは父がカーオーディオに取り込んだ時に使うCDではなく、音楽サブスクライブサービスSpotifyで聞いてます。

 アジカン熱の再燃に大きく効果があったのはSpotifyの存在です。前段で書いたように、小中(高)で音楽の選択幅は狭く、特に中高で使っていたNicoBoxではニコニコ動画に無い音楽には触れられないという側面がありました。Spotifyを無料で使えるとは知らず、YTmusicなど他の有料サブスクは、他分野のサブスクで親に代払いを願い小遣いを実質増額してもらった経緯から中高時代は断念していました。銀行口座を持ち自前でやりくりできる範囲が広がった大学生の今だからこそ再燃できたのでしょう。

 さて、冗長すぎるくらいに経歴を書いていったのですが、書きすぎてこの段落時点で1350分の遅刻をしているため、細かな曲紹介はSpotifyのプレイリストに任せようと思います。いちファンがだらだら語るより聞けばわかる!歌詞カードも実装済みだし猶更Spotify使って!となるので、是非聞いてください。

 1個目のプレイリストは、この記事で言及した曲に加え、1曲目に「遥か彼方」とラストに「ソラニン」を加えたものです。「遥か彼方」は、アジカンのインディーズ時代である2002年に初の正式音源となるミニアルバム「崩壊アンプリファー」をリリースした際、アニメ「NARUTO -ナルト-」のオープニングテーマに採用された曲です。「崩壊アンプリファー」は翌03年のメジャーデビュー時に再販しました。「遥か彼方」はアジカン初期の代表曲と言って過言はないでしょう。 「ソラニン」は、淺野にいお原作漫画の映画『ソラニン』の主題歌です。漫画「ソラニン」と楽曲「ソラニン」の制作経緯は、プレイリスト5曲目「ムスタング」を含めて書くと長くなるのですが、恐れ多くもいまだに「ソラニン」未履修の私が急いで書くべきではないと思うので、Wikipediaを投げておきます。よし、これ書き終わったら「ソラニン」読むか。

 プレイリスト2個目は、「ぼっち・ざ・ろっく!」各話タイトル元ネタ集です。「転がる岩、君に朝が降る」は最終話エンディングで結束バンドカバーが披露されました。この曲は「ぼっち・ざ・ろっく!」作者はまじあき氏がお気に入りの曲で、はまじあき氏たっての願いで実現したそうです。他にも、「それでは、また明日」は劇場版ナルトの主題歌、「アフターダーク」はアニメ「BLEACH」のオープニングテーマに採用された過去を持ち、名曲揃いのプレイリストです。

 本当はもっと曲を紹介したいし、「ぼっち・ざ・ろっく!」に出てくるアジカン要素を知る限りで紹介していきたいけれど、ネタは名前誕生日ライブハウス曲名から演出の1カットにすら及ぶので、さすがにこれ以上は遅延できないので今度どこかで書きます!!!!!(カスの極道大遅刻入稿、主催者私より早く書き上げた翌日担当に最大限の深謝)(あと、誕生日祝っているはずが投稿を翌日に延期させてしまい、ゴッチこと後藤正文氏にも大変申し訳なく思います。まあ本人に見られることはまず無いからセーフ。

以上、かふぇおれ Advent Calendar 2023 1日目の記事でした。
3日目はゆうさんの「おススメのごはん系YouTuber」です。


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