自己紹介
このNoteでは、ギャン妻になって体験したことを書いていこうと思います。
ギャン妻とは、ギャンブラーの妻のこととして使われています。妻、というからには夫がギャンブラーということですが、ギャンブラーというより依存症の問題が大きいと思っています。
あなたは、「ギャンブル依存症」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。このページに訪れたということは、この「ギャンブル依存症」について検索して、たどり着いた方もいらっしゃるのではないかと思います。
思いもかけず、ギャン妻といわれる立場になってしまいましたが、そこから自分に起こったことや考えたこと、学んだこと、選択したことなどを書いていきたいと思います。
この体験をシェアすることで、家族会やギャマノンだけではない別の方法で、回復へ向かっている人の事例を知っていただけます。
ギャンブル依存症ということが疑われ、病院に受診しても薬物治療だけでは回復の効果が望めません。特効薬があるわけではないのです。そして、病院からも、家族は家族会につながったり、ギャマノンに行くことを勧められます。けれども、どちらに行ってみたところで、家族会とギャマノンには同じメンバーしかいないのです。家族会は実名で参加、ギャマノンはアノニマスという匿名を使ってプライベートを明かさない、というところですが、先ほども言ったように、メンバーが同じです。結局匿名性の意味がありません。相談する先の選択肢がほぼない状況に、私はとても違和感を感じました。
確かに、行ってみて助かる部分はありました。その道(ギャンブル依存症者とその家族が回復すること)に詳しい方にアドバイスをもらえる、ということがありましたが、セオリーは同じようなのです。私が、先行く先輩にいただいたアドバイスものちに書いていきますが、とにかく『週に3日はギャマノンへ』という謎の決まり文句には違和感しか感じなかったため、そこには参加しないことを選択し、本日まで過ごしてきました。
家族がギャンブル依存症となった同じ境遇の方へ 少しでもお力になることがあればうれしいと思いますし、何より自分自身の気持ちを表出して整えることができればと自分のために書き始めました。
人の数だけ、道はあるはず!と思っていますので、病院や家族会、ギャマノンだけでなく、(そちらにだけ依存しない程度に会費を払いつつ)自分のペースで自分自身を力づけ、明るく生きていく人生を歩んでいきたいと思います。
どこにでもある普通~の家族だった
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