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ほぼ月刊ざっくりゲームレビュー:2024年6月号


はじめに

初めましての方は初めまして、そうでない方はこんにちは。
Twitchで配信活動をしている一般成人男性こと、蒼泉ライトと申します。
最近HadesのRTAを始めました。あのゲーム、流石に面白すぎる。

今回は、6月にプレイしたゲームの中で特に面白かったものをざっくり紹介していこうと思います。かなり主観的な内容のレビューですが、ご了承のほどをよろしくお願いします。

また、この記事は、お読みになってくださった方々が、紹介したゲームをプレイした場合でも、そのゲームを楽しんでいただけるよう、核心的なネタバレを控えた紹介を心掛けております。良ければ最後までお付き合いいただければと思います。

それでは本編、いってみましょう!!

本編:今月プレイしたゲームたち

◆Ad Fundum

2024年6月中旬に発売した新作アドベンチャーゲーム。
主人公は採掘用の巨大メカを用いて、地下世界を冒険しながら、そこに眠る鉱石を収集してお金を稼ぐ。

メカには、各部位にアップグレードがあり、掘削速度、燃料、積載量、移動速度などの能力を強化できる。加えて軽量と重量の2種類のアップグレードを選択することができ、例えば『耐久は紙だけど高速採掘できるメカ』や、
燃費激重大量採掘メカ』など、強化の組み合わせで自分好みにメカをビルドしていくことができる。

ゲーム画面の一例
左上のメーターがメカの耐久値、右上が燃料と積載量。大量の鉱石が眠る地下世界を掘り進む。
(STEAMストアページから引用)

基本的には採掘してのんびり稼ぎを行うゲームだが、たまに起こる地震のイベントがいい具合に飽きさせない刺激になっている。
ゲーム難易度は4段階あり、プレイスタイルにあった調整ができるのも良ポイント。あとBGMがいい。

日本語対応していて、無料のデモ版もあるのでぜひ一度遊んでみてほしい作品。頭からっぽでぼーっと作業したい人、マイクラでブランチマイニングが趣味の人は特に楽しめるはず。みんなも洞窟探索しよう!
(個人的おすすめ度★★★★☆)


◆Chill Seeker

2024年6月中旬に発売された新作パズルゲーム。
ストアページのペンギンの顔がかわいすぎて即購入。
何も考えていなさそうな見た目、あまりにも良すぎる。

パズルは倉庫番系のような形式で、マス目で区切られた盤面をクリックして、ペンギンたちを場外に誘導していく。ゆるい見た目に反してパズルの難度は結構高い印象。ただし、操作はクリックのみで時間制限などもないため、ゆっくり遊ぶことができる。

パズルの例
基本はクリックで進行。水色の氷床の上を滑らせて、ペンギンを場外に誘導する。
(STEAMのストアページから引用)

クリア時間は4時間程度。
タイトル通りの”チル”いパズルゲームだった。
暑さの厳しくなる夏の夜、ぜひ遊んでみてはどうか。
(個人的おすすめ度 ★★★☆☆)


◆Mechinika Museum

2021年に発売されたクリック系パズルゲーム。
研究者である主人公は、博物館に寄贈された地球外文明による謎の機械たちを調査する。

機械は、クリックやドラッグ・アンド・ドロップで操作することができ、
例えば、スライドさせて内部のパズルを引っ張り出したり、回転させて電源用のカバーを見つけたり……様々な操作をして、修理や整備を進めていく。子供のころPCで脱出ゲームを遊んだことがある人なら、イメージしやすいと思う。言ってしまえば画質や演出が強化された "ネオ脱出ゲーム"

パズルの一例
様々な箇所をクリックしたり、内視鏡などで機械内部の状態を観察して、パズルを解きすすめる。
(STEAMストアページから引用)

登場する機械はどれもSF感満載であり、未知のものを解き明かしていくワクワク感が味わえる。
またステージが進むごとに機械は段々と複雑さを増していくが、どのパズルも、かなり直感的に楽しく解くことができた。機械表面の金属の質感とか、SFチックな光の具合とか、細かい部分もこだわりが感じられていい。
パソコン室にいる小学生くらいの心で遊べる作品なので、特に現代社会に疲れた同世代の大人たちは、ぜひ気分転換でプレイしてみてほしい。
(おすすめ度 ★★★★☆)


◆Sheepy: A Short Adventure

2024年2月に公開された無料の2Dアクションゲーム。
プレイヤーは、ぷにぷに動く羊となって荒廃した世界を探索する。

ゲームとしての面白さはもちろん、雰囲気が最高のゲーム。
探索中に拾えるメッセージや背景に映る景色から、なぜこんな世界になったのかなど、色々世界観について考えさせられる。もはや一個の絵画であり映像作品。これが無料。凄い。

探索マップの一例
真ん中の羊が主人公。マップ自体も、ネオン感ある結晶が彩る背景も、すべてドット絵。
(STEAMのストアページより引用)

探索が進むとアクションが増え、探索範囲が増えるアドベンチャー要素もありつつ、クリアまで2時間程度で遊べる、ちょうどいいボリュームだった。
SEやBGMもありえんぐらい良いので、ぜひ遊んでみてほしい。雰囲気の良いインディーゲームが好きな人に特におすすめしたい作品。
(個人的おすすめ度 ★★★★☆)


◆九日  ナインソール

2024年5月末に発売された、高難度2Dアクションゲーム。
主人公「羿」は、異星種族である太陽人が作ったシェルター「新崑崙」を探索し、9人のボスを倒す旅に出る。

道教とサイバーパンクを合わせた ”タオパンク”な世界観がとてもユニークで、グラフィックやアニメーションにも独特な雰囲気がある。
アクション面では、Sekiroにインスパイアされたパリィ主体の戦闘が特徴であり、死んだらお金をその場に落とすソウルライクなシステムと合わさって非常に難度が高い。

ダンジョン探索の例
ダッシュや壁ジャンプを駆使してダンジョン攻略。背景やアニメーションのSF感も◎。

メトロイドヴァニア的な要素もあり、段々とアクションが増え、探索範囲が広がっていく楽しさはもちろん、レベルアップによるスキル解放でより多彩なアクションを楽しむこともできる。
正直難しすぎてクリアまでにはかなり時間がかかりそうだが、たっぷり遊べるゲームとしてこれからも挑戦していこうと思う。
(個人的おすすめ度 ★★★☆☆)


◆幸運の大家様

2023年1月に発売した、ローグライクゲーム。
スロットをテーマにしたデッキビルド系のローグライクだが、現実世界の通貨を用いた課金やギャンブル要素は一切無い。お子様にも安心。

プレイヤーは、スロットマシーンを回転させ、出た目に応じたお金を得る。そして、そのお金を家賃の支払いがある規定ターンまでに貯め切り、打倒大家さんを目指していく。
改めて文字にしているが、すごいゲームだ・・・・・・

プレイ画面の一例
中央がスロットの盤面。図柄の出方次第でお金(左下)の増加量が自動で算出される。
(STEAMのストアページより引用)

図柄の並びや組み合わせ次第で大量のお金を獲得することができ、それらのシナジーや図柄のバランスを考えてデッキを構築していくのが、本作のかなりユニークで面白いポイント。

スロットの図柄選択
各ターンの終わりに図柄の選択が可能。他の図柄と組み合わさることでお金を発生させるものも。(STEAMのストアページから引用)

デッキビルド系のローグライクゲームは数多くあるが、カードゲーム以外のものと組み合わせるとこうなる、という一個の指標になったゲームであるようにも感じる。
高速プレイ機能があったり、リトライが容易だったり、サクサク遊べてのんびりやり込めるのも好印象。STEAM版だけでなく、スマホ版もあるので、ポチポチ遊ぶゲームを探している人はぜひ遊んでみてほしい。
(個人的おすすめ度 ★★★★★)


おわりに

以上、6月に遊んだゲームの紹介でした。
気になったタイトルがあれば、ぜひ遊んでみてください。
”この記事を見て、○○購入しました!”などの報告もお待ちしております。

今月末はSTEAMセール!!!
この記事が、購入するゲームを探している皆さんの助けや、買うかどうか悩んでいるゲームを購入するきっかけになったら幸いです。

ということで最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
またどこかでお会いしましょう。

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