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慢性化した皮膚は変形と変色が起きている


こんにちは

アトピーのために自信を無くしていた肌悩みを
キレイになる為に活かす武器に変える
アトピー改善ナビゲーターの阿部です。


本日は「慢性化アトピーの打開策」
について伝えさせていただきます。
よろしくお願いいたします。

アトピーには症状の勢いや状態による違いがあります。
その違いごとに軽症、中等症、重症
そして緊急性、慢性と分けて見ます。

今回はそのうちの慢性化した症状についての
治癒の経過や対策について見ていきましょう。

慢性化したアトピーとは?

皮膚の炎症反応が慢性化すると
皮膚には変色変形の変化が起こります。

皮膚に色素が残る理由

炎症反応後に色素沈着が起こることがあります。

皮膚はなぜ、色素沈着を起こすのでしょうか?
身近な例でいえば日焼けです

皮膚は紫外線の刺激を受けて
炎症反応を起こしますが
紫外線から守るためのメラニン色素を分泌させて
細胞にヘルメットを被せるように色素のバリアを作ります

皮膚の炎症が起きた場合は
違う機序ですがメラニン細胞が刺激を受けて
色素沈着が起こります

このようにして
繰り返し加わる刺激に対して
皮膚は体を守るために色素や厚みを変化させています

皮膚が変形する理由

体には壊れる順序があります
特に慢性化していると
体の組織は「変形」します

例えば変形性膝関節症や
外反母趾などの骨の変形など


アトピー性皮膚炎でも
慢性化すると皮膚が変形します

繰り返しかくことで
皮膚はその刺激から守ろうとして
皮膚を分厚くします

ペンダコなどと同じように
刺激に対して適応しようと変化します。


体は守るために、環境に適応するために
このような変化を起こします


アトピーの場合は
搔き壊しや浸出液のために
皮膚が分厚くなります

慢性化した症状を良くするには?

体の組織は常に生まれ変わっています
これを動的平衡と言います

皮膚においては
ターンオーバーという周期で
内側から外に向かって
生まれ変わるサイクルがあります

ですので、この周期で生まれ変わる際に
原因を除去して、元の皮膚に戻すこともできます

皮膚症状が起こる引き金を見つけることができれば
変形して守る必要がなくなるので
元の皮膚に戻ろうとします

しかし
慢性化している時に
体は変化しにくいです

慢性化した時にすべき手順としては

  • 体のかかる負担を減らす

  • 再生に必要な栄養素を補給する

  • 取り入れた血液が必要な部分に届く

このような手順を踏むことで
皮膚の再生を促すことができ
元の皮膚に戻ろうとします


どんなステージであっても
体のめぐりをよくすることで
体は変化しやすくなります


皮膚にばかり目がいきやすいのですが
初めにすべきことは、体のめぐりをよくすることです


そうすることで
慢性化した状態から脱却できます

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