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ひび割れ対策としてすべきこと


こんにちは。
アトピーのために自信を無くしていた肌悩みを
キレイになる為に活かす武器に変える

アトピー改善ナビゲーターの阿部です。

今回は肌の構造についてお伝えしていきます。

「ひび割れ対策 」


ひび割れ対策として

・体の中の負担を減らす
・外の環境から守る

この2つができていないと
ひび割れをはじめとする
皮膚の症状を繰り返したり
いつまでも症状が起こり続けてしまいます。

キレイな肌にするためには
まずは自分の肌の状態を知ることが必要になります

それでは早速見ていきましょう。

症状がなかなか治らない理由


アトピー肌の場合では
乾燥していたり
ジュクジュクしていたり
悩みを抱えている人の
肌質の違いがあります

同じアトピーでも
症状の出方が異なるのは
今起きているアトピー症状の
程度や期間などのステージが異なっているからです

ですので、病名や症状名だけで
その方にとって必要なケアを提案するのは
とても難しいのです。

まずは、その人にとって
どんな負担ががかっているのかを調べてみましょう。

症状が起きた成り立ちは
人それぞれにあります

症状や病名にとらわれていると
治し方という型に当てはめてしまい
うまくいかないこともあります

ですので、症状よりもその人の状態に目をむけ
病名ではなく、成り立ちと状況を把握することで
それまでに至る現状を正しく把握することができます。

今回は、ひび割れが起こりやすい部位や
症状を引き起こした方の傾向を見ていきましょう

ひび割れが起こりやすい人の傾向


アトピーのひび割れ特に多いのは
肘や膝をはじめとする
関節のひび割れです

女性では指先などにもよく見られ
あかぎれとも言われています

ではなぜ、関節部分に
このようなひび割れが多いのでしょうか?

それは、皮膚の構造が脆くなるからです。
これにも原因がいくつかあります

皮膚は食べたものが
血液により運ばれて
細胞の生まれ変わりによって
作られています

この一連の流れや要素に
問題が生じると
皮膚の症状が起こります。

例を挙げると
・鬱血や虚血などの循環の問題
・食事の内容や食べ方などの栄養の問題
・指の使い方や疲労など皮膚構造に影響を与える問題
などが挙げられます

多くの場合は
皮膚が脆くなり乾燥しているために
皮膚の柔軟性が失われてひび割れが起きます

特に関節部分では
皮膚の伸び縮みが行われるため
柔軟性の欠如の影響を受けやすいのです

では、皮膚の柔軟性が失われる原因について
考えてみましょう


皮膚が脆くなる理由とは?


皮膚が脆くなるには
・炎症で消耗したり材料が足りない
・摩擦や乾燥で負担がかかる

内側と外側の2つが大きい理由です

まずは、皮膚がどのような構造になっているかをみていきましょう。

皮膚はどうやってできているのか


皮膚の作りは、再表層から
皮膚は外側に「表皮」
その下に「基底膜」という接着面があり
さらにその下には「真皮」という層になっています

指でつまんで硬く触れるのは
真皮で、その表面をわずか0.2mmほど
薄い表皮が覆っています。

皮膚は外界との境界面を作ります
単純に隔てるのではなく
体の中の環境を一定に保つために
外部からの侵入を防いでいます

これを皮膚の「バリアー機能」といいます

このバリアー機能は
化学物質などの外からの刺激に対して
皮膚が境界としてバリアーを貼ることです

また、境界を作ることで
皮膚に水分を保つなどの
一定の環境を維持することができます。

バリア機能は
境界を作る細胞皮脂などの
分泌物によって作られます

このような構造によって
皮膚は層を成して体を守る
境界線としての役割を担っています

まずは、内側から
この境界線が崩れていく
理由を考えていきましょう。

皮膚が内側から脆くなる理由

内側から皮膚が脆くなるのは
・循環不良による材料不足
・炎症による消耗

これらがあかぎれやひび割れの問題とされています

皮膚の材料は
血液を介して
細胞まで運ばれます

摂取している栄養素が偏っている
細胞にまで栄養素が届かないと
生まれてくる細胞は脆い細胞になります

また、炎症の反応では
皮膚の生まれ変わるサイクルが
半分ほどに早められます

本来、皮膚はターンオーバーといい
28日で作られるものです

しかし、炎症反応が起きている
皮膚の場合は、13〜15日と
約半分の期間で生まれ変わっています

そのため、出来上がる皮膚は
薄く脆い皮膚になってしまいます

血液の回りの悪さ
関節への負担
などが炎症反応を引き起こし
脆い皮膚になると
柔軟性を欠如した皮膚は
ひび割れを起こしてしまいます。

このようなメカニズムで
皮膚は崩れていきます

次は、外側の問題も考えていきましょう。
 

外側から皮膚が脆くなる理由

皮膚は外界との境界線の役割があります。
郁恵に重なった皮膚の細胞と
皮脂をはじめとするバリア機能で
体を守っています

この守る働きは
・乾燥などの気候の問題
・水仕事などでの刺激
・かき壊しによる刺激

このような外部からの刺激でも
崩れてしまいます。

外部からの刺激であれば
保護や保湿をすることで不是具ことができます

しかし、痒みを感じてかく場合は
痒みが起きた原因も断ち切る必要があります

その代表的な問題に
神経の絞扼による感覚過敏があります。

まずは、内側や外側の
皮膚を脆くしてしまう問題を把握して
自分にはどれが当てはまるかを
観察してみましょう。

最後に、まず初めにすべきケアを
ご案内させていただきます。

ひび割れで共通すべきケアとは

症状の成り立ちの違いがあるので
個人差や個別対応が必要です

そんな症状であっても
万人に共通する対策があります。

それは、人の体が治癒する
順番に手当てをするということです

人の体で治癒する順番で
最優先にされるのが
傷の修復つまり皮膚の再生です

最優先に皮膚の再生を考える

傷の修復に有効なケアとして
湿潤療法というものがあります。

これは、傷口を潤わせて
密封させることで
修復を早めるというものです

褥瘡や火傷のケアで
よく使われています

ただし、細菌感染のリスクもあるので
清潔にしてから行いましょう

傷口の修復が行えれば
十分に栄養が届く血流が確保されているという確認にもなります

傷口は塞がっても
繰り返し傷ができる場合は
内側の問題がまだ残っていると考えましょう

さて、いかがでしたでしょうか?

症状には個人差があるので
成り立ちや傾向を知る必要があります。

その上で、処置をしたことによる
変化を観察していくことで
自分にとって内側や外側の
どの問題が大きく影響しているかが見えてきます

体のケアを行いながら
観察と修正を繰り返すことで
本当に必要なケアにたどり着くことができます

繰り返しこのブログを見て
試してみてくださいませ。


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