見出し画像

囲碁King井山君臨-囲碁とtwitter

日本囲碁界の囲碁神様である井山裕太三冠(本因坊・王座・碁聖)が遂にSNSの1つであるツイッターにアカウントを作成されました。

井山裕太先生は、日本囲碁界初の7冠(棋聖・名人・本因坊・十段・碁聖・王座・天元)制覇を達成されました。その偉業が認られ、囲碁界では初の「国民栄誉賞」も授与されました。

今も若手棋士達の憧れの存在であり、日本囲碁界に君臨する王者です。
そして、井山裕太先生は、囲碁の強い中国・韓国・台湾でも非常に人気のある棋士であり、日本を代表する棋士の1人です。

そんな偉大な井山裕太先生のツイッターが遂に開始されました。

初手のツイート。素晴らしいですね。最高の1手です。

2手目のツイート。凡手どころか悪手かもしれません。

1手目小目の構えから、2手目をコスムぐらいの手堅さです。

「棋士道」「国民栄誉賞」「日本史に残る棋士」「日本囲碁界の実績No.1」というブランドを背負っているのは、重々理解できるのですが、これでは井山先生の良さが全然伝わりません。

囲碁を知らない人達にも届きません。
囲碁を知っている人達にも届きません。

単に日本棋院の運営者が、井山先生のお力を借りてネットワーク囲碁「幽玄の間」を普及させたいという意図が見え見えです。

このアカウントを管理する棋士又はスタッフが、悪手を打たないように手堅く置きに来たという感じを受けます。これではネットワーク、SNS社会では逆効果です。

このnoteは、井山先生のアカウントを管理されている方々と井山先生へのメッセージとしての戦略書として残します。それでは囲碁界で素晴らしいツイートをしている方々を具体事例として取り上げさせて頂きます。

1.三島 響(みしま ひびき) 初段

素晴らしいですね。言葉に着飾りが無く、囲碁だけでなく自分の興味のある事、好きな事を素直に表現できています。ツイッターのみえ方とみせ方を心得ています。そして、インターネット上にいる大勢のユーザーから同じ趣味を持つ方々への繋がりを魅せる可能性があります。非常に上手いです。

2.鶴山 淳志(つるやま あつし) 八段

囲碁界を盛り上げるイケメンであり好青年である鶴山棋士。このような釣りを家族と楽しむ事をツイートするだけで、囲碁を知らない釣り好きの人達に囲碁棋士という存在と囲碁を知って頂くチャンスを広げています。このような棋士自身が楽しんでいる様子が分かる写真を添付して視聴に訴える事が必要です。

3.金 秀俊(キム スジュン) 九段

写真から伝わる美人棋士達の素晴らしさ、文言から伝わるユニークさ。
キム先生のツイートを一通り拝見させて頂きましたが、写真の撮り方が非常に優秀であり、楽しさが伝わる素晴らしいツイートが多いです。

4.戸島 花さん(タレント)

私達、囲碁人達の永遠のアイドルである戸島 花さん。流石元AKBのアイドルです。写真が自然でいて、みえ方を良く理解されています。囲碁大使として非常に素晴らしい活動をして頂けています。

5.ツイートで大切な事

ツイッターはその名の通り、簡潔にウイットな言葉と写真を用いて表現するツールです。囲碁を詳しく知っている私達が、井山先生の事を知りたい内容は以下です。

・出演情報(アマチュア囲碁人が井山先生に一目お会いできそうな教室、イベント、就任式など)
・趣味(好きな食べ物、好きなおやつ、趣味、その他人物像が分かる内容)
・ちょっとしたツイート(出張、旅行、景色など)
・囲碁の事

2手目のツイートが如何に悪手かご理解頂けるだろうか?

6.将棋界のKing羽生先生

ツイッターを上手く使いこなすとこれだけでいいんです!
7314件もファボが付けられている。

この様子は、1万件越えです。これの井山裕太先生バージョンを強く望んでいます。

7.纏め

2手目の井山先生のツイートは、重要な情報ですが棋士道を求める囲碁人達の悪い癖が出ています。大切なのは、囲碁を知らない世間や一般の方々の親和性です。

そこを取り違いないようお願い致します。
今後、井山先生のツイッター上の神の1手楽しみにしています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?