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アンパン

ジークジオン!ジークジオン!
ジオン軍が好きな読者の皆様、こんにちは。
コロナ2年目のお盆は、暑い日々が続いていますね。

お盆によるお休み前にいつもの地元のスーパーに買い物に行く。
お供え物の果物セットやお刺身セットの販売などお盆向けの商品が少しだけ並んでおり、平日の割引き感からは程遠いほぼ定価的な日。

ぶらりと店内を徘徊すると、パンコーナーに立ち寄った。
毎度の事ながらアンパンやクリームパンそしてバダーロールといつもの品揃えと幾らか値上げ感を感じる価格感。

100円以下で菓子パン1つが買えた半年前が懐かしい。

私は、パン食ではないですが、頭を使うとどうしても甘い物を食べたくなります。買い物時に粒あんの入った商品を1品買いたくなります。
草団子、どら焼き、アンパンの何れかを買い物カゴに1品追加してしまいます。

もし、私が誰かの家庭のお子さんであれば毎度お母さんに怒られているでしょう。それぐらい粒あん関係を毎回の買い物で最低1つ購入してしまいます。

そんな感じでパンコーナーに置かれたアンパン、草餅、ドラ焼きに目をやっていると、いつもの悪い癖で他人の所作が、目についてしまった。

パンコーナーに恐らく、年金生活をされている独り者のお婆さんが、パンコーナーで何かしら物色されていた。只その買い方が異常で、5分ぐらい凝視してしまった。

お婆さんは最初に158円のバダーロールを手に取った。すると袋の上からパンを手で押して何かを確認している。少なくとも私には、手でパンを潰しているようにみえました。

目の錯覚と思いつつ、商品を探す振りをしてお婆さんを観察していた。

すると、バターロールを売り場に放り投げて違うパンを手に取りだした。
今度は120円ぐらいの小さなワッフルのようなパンを手にとって、また同じように指でパンを押しだした。そして又棚に戻した。

「???????」

自分の頭の中でハテナが100個浮かぶ。
何をしたいのか、圧倒的理解不能
圧倒的挙動不審。圧倒的なジョジョ的なシュチュエーション。

パンって工場の大量生産品だがら、何かしらの欠陥のある商品が紛れ込んでいる確率は限りなく0%に近い。否、50年近い人生で既製品がハズレていた事など皆無。

パンを押すという行為は、常軌を逸している。

そして、2個目のパンも同様に押下した後に棚に戻された瞬間、不審者を視る好奇心から、圧倒的不快感に変わり、いつもの悪い癖で下手な正義感が発動してしまった。

3個目のパンを手にしようとしてた婆さんに対して、

俺「おばさん。すいません。先ほどから少し視ていたのですが、パン押していません?」
婆さん「押しているようにみえましたか?」
俺「明らかに押しているよ。お前全部買ってけよ。店と客が迷惑するじゃーねーか」
婆さん「あ~あ。すいません。」

俺の心の声「ね、ね、パン指先で押している理由教えて。何でですか?気持ち悪いは。商品劣化させて何したいの?押して何が分かるの? 何でですかね~」

パンコーナーを後にしたので、婆さんが潰したパンを買っていたか、そのままにしていたかは見届けなかった。それ以上は、婆様の良識に委ねるしか無かった。もし、更に絡んでいたら、店長呼んで状況を説明して、婆様に全部買い取らせる所までやり切っているだろう。

自分が行き過ぎた行動なのか、お店の事や買い物客を考えた行動だったのかは、読者の見解に委ねたい。

地元のスーパーで年金受給者を中心に自分さえ良ければ良いという我儘な人が異常に多い。生鮮食品の野菜や、肉、魚などを平気で触り捲り、他の人が買う気が失せるような僅かな傷を残して商品を粗雑に扱う。
その結果、その日の内に捌けない商品が残り、割引する。割引しても売れ残る商品は売れ残り、再加工できない商品は、最終的には廃棄となる。

その廃棄率が高くなればなるほど、店の売上と利益は下がり結果として店側が利益を消費者に還元する確率が下がってくる

このような、当たり前の事を理解出来ていない自分や家族だけが良ければという知能の低い人が多すぎる。

手に触れずに目視で判断して、手にとったら買い物カゴに入れたら余程の事が無い限り、返却しない。これがコロナ禍における新常識だと思っていた。

俺も動物の1匹かもしれない。

只、社交的な場では他人の立場を考えて行動しているつもりです。
スーパーにおける爺様婆様の行動を視ると今の時代にそぐわない所作が多すぎて引きます。

私が疾病して、そしてコロナ禍になってからというものの、週1回スーパーは開店と同時に行くようにしています。19時過ぎを周ると生鮮食品は、痛みが激しく色々な意味で怖くて買えません。

昭和の団塊の世代が、理性ある人間ではなく、何かしらの昆虫や動物に視えてしまう今日この頃です。

お盆に台風が来ているらしいので、外出の際にはお気をつけて。

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