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Mリーグ 他団体排他ロジック

Mリーグ24-25準備期間中にMトーナメント2024が今週月曜日から毎週放送されている。

ちょろっと視聴してみたんですが、相変わらず酷いっすね。

折角各プロ団体の現タイトルフォルダーが集結し、Mリーガー全員が参加するのでフラットに対局して欲しいのですが、やはり偏りがある。

この偏りを見抜ける力が有れば、貴方の腕前はプロ級だろう。

1.Mトーナメントのルール

Mトーナメントのルールは、Mリーグルールで2半荘対局してポイント上位2名が通過するトーナメント方式を採用されている。

過去の実績から2半荘の内1勝すれば、ほぼ通過ラインとなる。

2.起きている偏り

殆どの選手は、手牌と河そして読みから自分のできる最善を選択している。相手が何処の団体に所属しようが、今自分に起きている状況から最善を尽くす判断をしている。

それが一部の団体は、徒労を組んでいると言われても仕方がない内容の押し引きをしている。即ち以下のロジックで動いている。

■他団体排他ロジック

  • 自分がトップを走る時には、自団体の選手が2着になるように努める。

  • 自分が敗退する時には、自団体の選手が1、2着になるように努める。

  • 他団体の攻撃の時には、手牌が良い時だけはカウンターをするが、それ以外は守備をして自団体別選手のカウンターを待つ。

  • 自団体同士のリーチ合戦は積極的に行う。即ち、これにより打ち合いとなった時には片方が必ずプラスになるため。

読みとか手牌の価値とか全く関係無いのだ。自団体の選手が勝ち上がればよいだけなのだ。これは、まさにジオン軍がジークジオンと叫んでいるような感じだろう。

もしかしたら、選手の予定が予め決まっているため、誰を勝ち上げさせるのか予め決まっているのかも知れない

それでもフラットでない、3 vs 1 の構図は視ていて不快指数が凄い。

3.MリーグとMトナ

MリーグとMトナでは、他団体排他ロジックは視たく無い。
昭和の某団体プロ達は、一部の読みの鋭い選手を除いて殆ど他団体排他ロジックが体感として身についている

本人達は、恐らく長くそのような事が当たり前に身についてしまったため、対局者の顔と所属団体によって攻守のバランスが変わるという不思議な選択をしている。

視聴者の多くはその他団体排他ロジックが効いた対局であるというのを見抜ける方は殆どいないため炎上はしていない。
でもさ、3 vs 1や 2 vs 1 vs 1の構図でコンビ打ちしたらコンビ打ちした方がどんなにヘボでも優位に働くに決まっている。

Mリーグが開始してから早6年以上経過して、Mトナも2年目となっているのにも関わらず、自分が素直に良い内容を表現すれば良いのだが、その当たり前をできていない老害選手が結構多くいる。

そのような選手ほどコンビ打ちを好み、常に相方や心の拠り所となる対戦相手を望む癖がある。

Mリーグが本当に良くなろうと思ったら、他団体排他ロジックを実践する老害選手はMリーグやMトナに参加させるべきではないよね。

では、なんでそんな文化があるのと言ったら、ジオン軍の総帥であるギレン・ザビが『我がジオン軍の麻雀プロは最高の団体であ~る。我々は今、この怒りを結集し、他団体連邦軍に叩きつけて、真の勝利を得ることができる。ジークジオン!』ということを昭和世代の麻雀プロに叩きこんできたから、令和になった時代でもその文化が続いている。

そして、そのような文化を継続した結果、ある団体は自団体が卓上に3名いる時にはブイブイ言わせるのだが、自団体が1、2名になった瞬間に劇弱になる。

そのようなしょうも無い世界感を令和の時代に、それもMリーグやMトナまで持ち込まないで欲しい。ハッキリしているのは、ある団体の昭和世代の雀士は男女問わずそのような感じなので、平成・令和組みの昭和の古い考えに汚染されていない活きのいい若手を舞台に上げて欲しい。

4.その他

折角Mリーグ候補生である白シャツプロが頑張っているのに、他団体排他ロジックが発動して敗れると胸が痛くなる。
そして、当たり前のようにコンビ打ちをしているのを平然とやりのけるプロが薄汚いコンビ打ち得意な雀ゴロ(立派な老害)に見えてしまう。

いつになったら、所属団体の影響力が関係無い、公平な競技になるんでしょうね?

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