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成田悠輔氏の深い愛

「成田悠輔」という人物をご存じだろうか?

私の経験が間違い無ければ、100年先から今の日本史を振り返れば必ず歴史に名を残す人物の1人である事に間違い無いだろう。私は、自分より圧倒的に知能の高い人が大好きです。非常に知的好奇心をくすぐられる上にその人の発言を理解するだけでも勉強になる。

この成田祐輔氏という人物は必ず理解した方が人生にプラスになるだろう。

1.世界的大炎上

成田悠輔氏の凄い所は、現状の起きている問題点に対して、一番の原因を突き詰め、それに対する具体的な解決策を提言する事ができる人です。

今、日本の30年間は経済的に非常に低迷し、若手達が将来に希望を持てず、家庭が持てず、少子高齢化社会に一直線に向かっている現状。日本国家のアイデンティティは喪失しながら、日本がグローバル化し日本の土地も会社もどの国民、民族のために存在しているかさえ分からなくなってきた社会。

それに対して、成田氏は、

【問題点】
日本社会では、各レイヤーに老害と老害を祭り上げる人達で形成されている社会的構造が問題である。
※.ここでのレイヤーとは、社会経済における有りとあらゆる組織を意味する。英語でレイヤーは、層を意味します。

【解決策】
各レイヤーに居座り続ける老害が、武士や侍のように自決即ち社会的引退を促す。

という事を公の場で発言した。

この発言に関する全ての動画を閲覧させて頂きましたが、これは深い愛情に基づいた発言であるのは間違いない。

健全な世代交代をキチンとしなさいという事だ。将来を長く生きていくのは、高齢者ではなく現在の子供達なのだから、未来のことは未来の子供達に任せて目上の人達は子供達の未来に邪魔になるような事はしない。

2022年に成田氏はインターネット番組、TV番組、講演など多く出演し、既存の形骸化した学者・政治家・記者・コメンテーターなどに対しても国民に対してその意義を問いた。

それに大反発したのが羊の群れを成すしかない形骸化した学者・政治家・記者・コメンテーターなどが仕事を獲られる驚異や自分の存在意義が無くなる驚異を感じ、成田氏の真意を無視して言葉尻だけを捉えて、差別主義者などと大々的に旧来のメディアに大合唱を上げた。

人は弱いから「貴方達は裸の王様とその取り巻きですよ」とストレートに言われることを恐れる。自分達の信条や利益の根幹である「裸の王様」に対して、「裸」即ち何も価値が無いという事を指摘されるとその真実を述べた子供に裸の王様とその取り巻き達が、真実を述べた子供に有りとあらゆる手段を使って潰しに来る。

そのような事が2022年に成田氏に起きた。

2.世界的大炎上の理由

この書籍は、2022年7月5日に発売された成田 悠輔著書の書籍です。
政治や経済に興味無い人でも是非読んで欲しい。

この本の書籍の構成の仕方、日本語の構成力は全て読み手の知性を必ず向上させるでしょう。

書籍の内容は、簡単に述べるなら、「今の日本の政治家は、自分達が政治家であり続けるための民主主義ならば民意を自動に反映させる仕組みを作った方が良い」と提言している。私が人生の中でこれ程までに強烈な真実とそれに対する対応策を名言したのは、自分の中では3人目です。

1.三島由紀夫氏
「このまま行ったら日本はなくなって、その代わりに、無機的な、からっぽな、ニュートラルな、中間色の、富裕な、抜け目がない、或る経済大国が極東の一角に残るのであろう」と1970年の三島事件の4か月前に産経新聞に寄稿していた。

2.大前研一氏
この書籍は、2004年7月の参議院選前に出版される予定だったが、余りにも内容が政治家・官僚・既存メディアの関係性について痛烈な批判的な内容を記載されたため、ECサイトから書店まで圧力がかかり販売抑制がされた程の代物です。

3.成田悠輔氏

恐らく日本の民主主義の在り方にについて、述べている著名人は多くいるだろう。只私の狭い教養では、上記3名が一番自分に大きな影響力をもたらしました。この3者に共通しているのは、未来志向であり子孫に対する深い愛情を問題提議・解決策の提言で表現している。

何も価値も無く未来志向でもない事象について
さも其れらしい理由付けとメディア戦略・情報戦略によって、
自分達の思い通りにしたい人達が大衆を洗脳して誤った方向性に導く事を気愚している。

即ち、「裸の王様」を作り上げ盛り上げる人達がいて、その雰囲気に何も考えずに「裸の王様」を称え従う群衆が形成されてしまう社会。

即ち成田氏は、この書籍や各種メディアの発言から「裸の王様が裸である」という事を痛烈にユーモアを交え表現した事が、「裸の王様」を神輿に掲げる人達から恐れられたために言葉の揚げ足取りをされてしまった。

3.卒業式の動画

何が善い事で何が悪い事なのか分からないような状態に
耐える事が生きる事

成田悠輔が卒業生に送る言葉

成田悠輔氏が専門学校卒業生に送った来賓のメッセージがヤバすぎた。恐らく18歳の子供達には、何を言われているか現段階ではホンの少ししか理解できていないだろう。

この動画を数回以上視聴したが、卒業生達が人生を歩んで動画を振り返ればその1つ1つの言葉の重みや言葉の真意に隠された子孫への深い愛情が込められている事にいつか気がづいてくれるだろう。

成田悠輔氏ファンだろうが、アンチ成田だろうが、この歴史的な動画は是非視て欲しい。そして、成田悠輔氏を知らなかった読者にも是非この機会に知って欲しい。

4.まとめ

私は大学を中退して、スキルも何もない時に「大前研一」氏の数々の良著に運良く出会い、パラダイムシフト(物事の考え方が変わったり視方が多角的になる変化)が起きて、それを元に22~27歳位までにITスキルと論理的思考を徹底的に実践してきた。

その結果、基礎疾患を患う前までは、色々と充実した人生経験をさせて頂きました。時代が変わり、初めて「大前研一」氏の著書を手にした衝撃と同じ衝撃を「成田悠輔」氏の著書や発言から感じます。そして、表現の方法は違えど未来志向で子孫への深い愛情と人生を豊かにする考え方を教えてくれます。

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