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不景気を感じる人

日々の生活でこのような人々に会うと世知辛い不景気の世の中になったなと痛感する自分にとっては、痛い人達あるあるを紹介したい。

1.歩道を横列編隊で歩く人達

週末の金曜日や土日祝日によくある日常です。家族や恋人が横並びに会話をしながらノンビリ風景を感じながら散歩する事は良くあります。そんな中、こちらが左側で通りやすいように歩いているにも関わらず、編隊を崩さず横列編隊を維持する人達。

譲らない横列編隊一家と横列編隊一家のすれ違いはまるでマフィア映画のごとく何かが起きそうで面白いです。

腰を曲げて杖を突いているお年寄りが、歩道において対向してきた人のことを考えて地蔵のように止まるお年寄りを稀に見かけます。そんなときには、仏様のように手を合わせて拝みたくなります。そして、年老いても周囲の事に気配りできる人になっていたいと感じます。

2.歩道中央俺様通る

しょうも無い寂れた街中で、歩道中央にでかい態度で俺様が通る的に通る人を見るといつの時代だよと思ってしまいます。また、経験上そのような人程、喧嘩なれした力のある人や本職の人や警察官・自衛官などに会うと急にちじ困る。

3.歩道内で自転車爆走

小学生や配達員ならば、笑って許せる場面です。それが、社会人過ぎた大人が爆走してチャリを漕いでいる姿を見ると滑稽です。車道の左側が自転車の通行が許可されているのに態々歩道を爆走しているチャリは寒いです。

年に1回このような歩道内で自転車暴走組による、交差点での衝突事故を視ると双方共に加害者にも関わらず、被害者振りを譲らず、誇張し過ぎた事実誤認を警察官の前で黙々としゃべる嘘つき2人に必ず出会います。

4.チリンチリン俺様通る

歩道の左側を対向者に邪魔にならないように歩いていると後方20mぐらいから「チリンチリン」を複数回ならして、俺様通るから道を開けろ的な態度を取るイカレタチャリンコ族に出会います。

何をもって歩道で息巻いて、他人より自分を優先させるかね。

ハンドリングがままならない子供や高齢者ならまだしも、いい歳こいた社会人がチリンチリン鳴らしている状況に出くわすと、サイコパスっぽい奴が住み着く街に住んでしまったと引っ越ししたくなる気持ちになります。

このような人の顔を見るとなんか中途半端な犯罪者顔している。※.極悪人顔では無いが、善人者顔でも無く中途半端な悪人顔。

5.ギリギリを通る

こちらが、人や自転車、自動車・バイクなどと一定の距離を取り接触や接近しないように注意している中、ギリギリの幅を無理して通ろうとする主に自転車にはいい人がいないです。

たまにぶつかられた際に、「舐めるなガキ!」とデカい声で声掛けるか、「痛ぇな~」と言うと大概ぶつかる人は、速攻で逃げていきます。

一言謝罪して、以後気を付けますと陳謝すれば、ぶつかられた側もぶつけた側も忘れてスッキリした日を送れるのですが、大体チャリを飛ばして接触するギリギリを走る人に限ってぶつけといて、警察や第3者が来ると被害者ぶるか逆切れするクレイジーな人が多いです。

6.買い物ないけど邪魔をする

客がそんなに多くないスーパーでこちらが経路に従って、ノンビリ食材を買い求める際に態々近くまで寄って来て相手の邪魔をした上に何も買わない客いますよね。

たまにこちらの体調が良い時には、次のような発言をしたくなる衝動に刈られます。

「え、お前。態々他人の前に押し入って何か買うんじゃねーの?え、買わないの?」

態々対して混んでいないスーパーで人の前に急いで入り込んで、この売り場は俺のもんだ的に来られてもキツイものがある。そしてそのような人のカゴを視ると大体品物が無い。

7.そこのけそこのけベビーカーが通る

ありとあらゆる場面において、新婚の夫婦がベビーカーをひいて買い物や散歩に出かける風景をみるとほっとしたり、日本の少子化に対して貢献する立派な夫婦だと感じます。

ベビーカーを乗せた夫婦が周囲の人々の状況も注意しつつ、場所とってすみませんね的な雰囲気を出す夫婦に対しては、こちらも気に為さらず子育てして下さいという気持ちになれます。

それが、行き過ぎた夫婦だとベビーカーを我が軍最高の兵器だと言わんばかりに、周囲の人々に気を付けずに堂々と道の中央を人混みの中に、ぶっこんでくる夫婦は、怖いです。ベビーカーを武器にした新手の当り屋かと思ってしまいます。せめて「すいません」の一言か会釈一つで周囲の場が和むのに、鬼の形相で我が子を乗せたベビーカーが通るのでお前らどいて当たり前的な雰囲気をだされると厳しいものがあります。

8.この空間は俺らの物

コンビニ、スーパー、喫茶店、飲食店、電車・バスなどで、恋人同士、夫婦同士、家族、仲間同士が集まると楽しくてワイワイガヤガヤしたくなる気持ちは良く分かります。

遊園地のテーマパークや居酒屋、コンサート会場、スポーツ競技場所などエンターテインメントの空間であれば、全員が楽しくはしゃいで騒ぐのはいい事だと思います。それが前記のような場所で、18歳過ぎの大の大人が「ジークジオン!ジークジオン!」のような雰囲気で、周囲を制圧されると周りの人達は、萎縮します。

9.まとめ

このように周囲を見渡すと周囲の人々に気を配り生きている人達と自分中心の人達には、大きな違いがあります。そして、残念な事にこのような人々と出くわす度に、日本の不景気を感じたり、日本の義務教育が地に堕ちているのを感じます。

私の40年以上前の記憶を辿っても、日本がバブル期で景気が良かったころは、当時も本記事に書いた似たような人は多くいましたが、今ほど多かった感覚は有りませんでした。振り返ると景気が良く、先行きが明るいと「人に譲る」という当たり前の精神が日本人全員にあったと思います。

それが、ここ30年以上の不景気で、経済状況が貧しくなるだけでなく心も貧しくなる人達が多くなったと感じます。そして、その行動は、先進国の人々の行動ではなく、発展途上国的な行動になりつつあると感じます。

経済状況がどんなに貧しくても、心は豊で有りたいです。

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