新横浜公園のメドウガーデンへ
昨日は横浜にある日産スタジアムへポールスミザーさんの講演会へ。
新横浜公園にはポールスミザーさんがデザインしたメドウガーデンがあるのです。2017年にワークショップで作り上げ、今までボランティアの方が
月1回集まりメンテナンスをされているそうです。
さらに、2018年には2つ目のメドウガーデンをポールスミザーさんにデザインしてもらい誕生しております。
画像は昨日の台風の影響の大雨後。酷暑を乗り越えた植物たち。
ポールスミザーさん、以前から好きで、造られているガーデンは見に行ったり講演会も参加したりしています。
今は個人邸は基本依頼を請けていないと聞いていたのですが、
お話の中では個人邸のお話も出てきておりました。
拠点となる萌木の村でも各地の個人邸でも共通するのは
町全体を緑で繋ぎ、私たち人間含めあらゆる生き物がのびのびと生きていける居場所を作ることに尽力されている、ということなのかなと感じます。
元々私も個人邸のお庭やエクステリア造りを仕事をするときに
小さい緑で緑がつなぎたい というところから始まりました。
私自身できることは小さなことですが、日々勉強しながら
心地よい空間づくりをしていきたいと思います。
さて、以下は講習会の覚書。
●単一植栽よりも混交植栽(単一樹種だと同じ遺伝子も多く、病気が蔓延したり全体的にダメージを受けたりしやすい。色々な生き物がきやすい、など)
●イギリスは猪が14世紀くらいに絶滅している。食べるために連れてこられ、今はそれが逃げ出したのか存在はしている。猪は良い環境を作るために一役かっている。
●てんとう虫はアブラムシを1日100匹くらい食べるらしい。
●町全体を緑で繋いでいく
●テリハノイバラは壁面緑化等に適している。元々の生育環境から。
●整形池でもその中で段差を作ると浅瀬等で生きる生物も生息できる
●鳥の巣は木のうろの代わり。街中では木の穴がある木は安全上残しておけない
●イギリスでは植物の病気の薬は1種類のみ(というか特にヨーロッパは基本的にガーデンには農薬NG)
ポールスミザーさん、以前より虫愛が大きくなっている気がしました。
ここまで動物や虫の話多かったかな?
講演会が生物多様性という題名がついていたのもあるかもしれないけれど。
今回の講演会では会いたかった方々にもお会いできテンションアップでした。ゆっくりお話しする時間がなく、講演会が終わったら足早に会場を去らざるを得なかったのは残念でしたが、ムスコを留守番させていた身としてはね・・・。(同じ建物にジィジはいたし、バァバも町内会のお祭りの準備でうろついてはいたのですが)即帰って、この夏最後の外プールに連れていきましたとさ。
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