見出し画像

文章を書く人


いつも私に影響を与えてくれる うたさん が書いた、下の記事を読んだのが折星さんに出会ったキッカケでした。

うたさんの書いた記事を読みながら、折星さんのnoteにお邪魔して折星さんを知る、、、2人のページを行き来して、そんなふうに折星さんと出会いました。

折星さんは『感想文の日』という、私からすると「とてつもなく大変な偉業」を毎週されている方で、詳しくは折星さんのnote固定記事をご確認下さい。

私の中で2人は似ているなと思うところが沢山あって、その時から折星さんの他の記事も読ませていただくようになりました。

折星さんの文章を最初に読んで感じたことは
「ああ、こういう人が文章を書く人なんだな」ということ。

無理のない、丁寧な描写で描かれたエッセイ。読んでいる人に押し付けることのない柔らかな文体。秘めた芯があって、静かに敏感に、その人の隣に優しく立つような細やかな気持ち。私は文章にはその人が出るなって思うことが多いので、折星さんのnoteに訪れたときには温かくて優しいふんわりした気持ちと心がホッとする安らかな気持ちになるのです。

まだ全部は読めていませんが折星さんが感想文を書いてくれた人の記事を読みに行くのがとても好きです。私が凄いなと思うのは、折星さんの「感想文」を読んで「あ、読みに行ってみよう」というキッカケを生み出してくれていることです。これって私の言葉が足りないと言いたいことが伝わらないから長くなるけど、「折星さんが書く感想文だから」というパワーがあるのです。誰も彼もじゃなくて、「折星さんが書いているから私が動く」のです。そこで新しい人の記事に出会って、その人の他の文章も読みたくなって、、、。そういった「繋がり」や「縁」をいつも私に与えてくれます。

それと同時に折星さんの「本気」をとても強く感じて、その姿に時々少し泣きたくなります。でもそれは大変だねとか、無理しないでとか、そういう気持ちではなくて、(少しはそういう気持ちもありますよ、ほんのちょっとだけ)「自分の好きなことを貫こうとする姿勢」が美しいなと思うからです。本当にそう思います。だから私は彼女が好きだし、彼女の書く文章が好きなのです。


◇ 私の密かな楽しみでもある【わたしの本棚】シリーズで紹介される様々なジャンルの本。ああ、「文章を書く人」はこんな本を読むんだなーって。
『8月のソーダ水』、この本のイメージがそのまま、私の折星さんのイメージ。


◇ それから子供の頃から本を読むことが好きだった折星さんが「またあの世界に沈みたい」に書かれていた一文。

潜り込んだ先にあるのは、きらめくような世界だった。プールの底に映る水面のゆらめきも、空中よりもゆったりと舞う落ち葉も、潜った人にしか分からない。視界がぼやけていたって、ぎゅっと目を開けていれば、底に敷かれたくっきりとした色が行き先を教えてくれるのも心強かった。

こんな風に自分が読んだ本の世界を表現する。折星さんが好きなだけその世界に行ける時間があればいいなと勝手に思います。


◇ 時折見え隠れする、折星さんのご家族との関係も私が好きな一要素だったりします。「秋を探して」。お母様との素敵な温かなやりとり。私は高校を卒業と同時に東京に出たので、こういった家族との日々のやりとりがとても羨ましい。合っているかどうか分からないけれど、それなりに家族との葛藤やいろいろあっても、折星さんが特別に大袈裟にじゃなくても、普通に大切にしている感じがとてもします。それがとても好き。


折星さん。素敵な感想文をありがとうございました。
こんな素敵な表題をいただいて、心にキラキラが生まれました。
きっと大変だったでしょう。私の書くものは丁寧じゃないし、ぶつけるような文章もあるし、暗い気持ちになるものも多かったかもしれません。変な闇に引き摺り込んでいないか、心配してました。でも選んでくださった3作が、とても私にとって「無理のないところ」だったので、全部を読んで感じてくださったのがここで本当に嬉しく思っています。

これからも私は折星さんの書いてくれる文章を楽しみにしています。あなたの文章の大ファンです。どうぞ無理なく、自分を通していってください。そしてまた折星さんのエッセイを読める日を楽しみにしています。

本当にありがとうございました😊




サポートしていただいたら、とても喜びます♡