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ありがとうの伝え方

自分の『最大の感謝の意』を示す方法を悩むことがよくある。

「普通のありがとう」は普通に言えるのだが、
もっと深く丁寧に相手に最大の感謝を伝えたい時、
ぐっと考えてしまうのだ。

今日、私は美容室に行った。
この地に引っ越してきてから、2箇所目の美容室。
最初の美容室に不満があったわけじゃないけれど
なんとなく新しく出来たその美容室に通い始めて数年。

店長さん(オーナー)は地元出身だが、長いこと
『東京の青山の超お洒落な最先端美容師』として活躍していたらしい。
一見、ホストですか?(これはいい意味です)という感じの
顔立ちのきれいな人なので、私は苦手かなーと思っていたのだけれど
最初からたまたま担当に付いてくれて、ずーっと彼にお願いしている。

一言でいうと、彼は本当に『プロ』だなと思う。

実に無駄がない。
そして本当に丁寧で、私が何を望んでいるのかを
事細かに伝えなくても、ちゃんとキャッチしてくれて
その上で季節に合わせて少しずつ、変化を加えてくれる。

私のオーダーはいつも「曖昧で適当」なのだ。
細かな注文もないし、カラーに至っても
いい切ってしまえば「どうでもいい」のだ。

この「どうでもいい」というのは
完全に彼を信頼しているから言える言葉であって、
彼が「ブルーを混ぜよう」と言えばそれでいいし、
「今回はメッシュを入れよう」と言えばそれでもいいのだ。
今までにそんな奇抜なことはしていないが、例えとしてはそう。
髪型だって「ウルフカットにしてみましょうか?」と言われれば
それもありかな?というよりも「ありなんだろうな」と思うだろう。
そのくらいの信頼感。これって凄いことだ。


よく人気のスタイリストさんになったりすると
シャンプーやカラーはアシスタントさんが代わりに、、、
ってことも多いんだけど、彼は基本、全部自分でやる。
私がたまたまなのかは分からないけど、シャンプーのときって
その人の人柄が出るなーと昔から感じている。

東京にいた時にお気に入りの美容室のスタイリストさんも
本当に自分と相性のいい人で、彼にシャンプーをしてもらうと
いつも「脳内の泉」が湧いた。この快感はヤバい。
丁寧で程よい力加減。
一回の「丁寧」という言葉だけでは物足りない。
本当に丁寧なのだ。

こんなことを言っちゃおかしいけど、
人の頭をこんなに気持ちよく丁寧に洗えるのって凄いと思うんだよね。
美容師さんがいたら聞いてみたいんだけど
「気持ちよく洗ってあげよう」という気持ちがなくても、
こんなに気持ちよく洗えるんですか?と。

世間話は殆どしない。
私は誰かと相対する時、そこに会話がないと不安になってしまって、
気を使って話してしまうタイプの人間だけれど、彼はそうじゃない。
これもまた新鮮だったりする。

さて、今日もこんなに気持ちよくしてくれた彼に
普通の「ありがとう」ではなく、『最大の感謝の意』を伝えようか
と思った途端、んーーーーーっとなってしまった。

私はちょっと感情がオーバーなところがあって、
それが相手が引くレベルではないかと不安になった。
どうしようかな?言おうかな、言わないでおこうかな。
んーーーーーーーーー


で、結局言えずに普通の「ありがとう」になってしまった。
どんな言葉で伝えよう。
だって、本当に凄いことだと思うんだもの。

「貴方が美容師をしてくれているおかげで
  めちゃめちゃハッピーな気持ちになっている人が
  私以外にも、沢山いるんだと思うんだよね。
  それって凄いことなんだと思わない?
  もう、存在してくれてありがとう!」

「失礼な言い方だけど、見た目の印象よりもずっと
 真面目で繊細でとても丁寧で、私は貴方に髪の毛を
 やってもらうといつも感動すら覚えるのよ」

・・・とか、ちょっと引きません?(苦笑)



次回までの宿題として、考えておこうと思います。
言えるかな?どうかな?



追記:言い訳となりますが、本当に彼は一見、
   とても遊び人のように見えるくらい、
           とてもイケメンで風貌もお洒落さんであります。
           きっと恐らく、多くの人が彼をみたら
        「まあね、そう思うよね」というレベルです。
   人を見た目で判断するのはいけないことですが
   そのギャップを『褒める時』にはいいのかなー?と
   思ったりすることがありますが、間違いでしょうかね。
   間違っていたらごめんなさい。






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