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今日、私はこの気持ちを“恋”と断定した


うだるような 夏の午後
うとうとと
夢の世界へ逃避する

少し高い所にいる愛しの彼が
上から私の頭をゆっくり優しく
ポンポンする

その安堵感
幸せ度がマックスの
柔らかい時間

私は彼のパンツの裾辺りを
彼の両足ごと
まるっと抱きかかえる

その時の幸福感
繋がっている という
そばにいる という安心感

夢の中の
ひとときの
淡い恋の時間



目覚めたあと
とても満たされた気持ちになった

私は相変わらず彼を想っている
現実的には何も起こらないのだけれど
私はきっと彼に今も恋をしていて
この恋はきっと一生
私が逝くまで続くんだなぁと


それはそれで現実の私も救ってくれていて
話せるようになって
夢なんか見ないようになったと思ったら
ああ、まだまだ大丈夫だ
嬉しい
この夢は私を幸せにするから

今日、私はこの気持ちを“恋”と断定した
私は恋をしている



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