映画やら制作やら

今日は8時くらいから18時まで今作ってる曲を力技で形にし、脳がジンジンしてきたのでもうええわ!と酒を飲みながら映画を見ていました。
3本見ました。
暇だから。
アイアムレジェンドと、第9地区と、アメリカンフィクション。
全部良かったんだけど、こないだ、セッションというジャズミュージシャンの映画を観たんですけどね、それが最高に羨ましかったんですよ。
信念とか情熱を持ってるドラマーが、鬼教官に教えられていくって内容なんだけど、邦題がセッションなんだけど、原作はウィップラッシュ?っていう難しい曲なのかな?それなんですが、この邦題がとても素晴らしいと思いました。
セッション、この言葉から得る印象って先生と生徒のやり取りな気がするんだけど、見てる我々もセッションに取り込まれていくんですよね。我々も映画とセッションしてるんです。
ここで賛否両論があったらしくて、ジャズの世界をそんな風に描いて欲しくないという声が上がったらしくて、自惚れるなよと。別にジャズの世界が怖ぇ〜みたいに一側面からしか見れないわけないだろと。わたしは前情報なく見たのでそれも良かったです。鬼教官は本当の偉大なミュージシャンを育てたいから、どんだけ痛めつけてもめげない奴にしかその資格は得られないと思っていると思うんですね。で、教え子の主人公は跳ねっ返り精神が半端ないから負けないんですよ。その関係性が本当に羨ましくて、セッションしてたんですよ。
で、その次に良かった今日みたアメリカンフィクションは、制作をする人間って元々信念があるタイプと、需要にこたえるタイプがいて、どちらも途方もない時間をかけて、制作に注力してるんです。到底想像もつかないほどの努力をして。
で、信念があるタイプは売れるとされるだろうという傾向もわかるけど、信念があるから、それを制作することに葛藤があふんです。私からしたらその能力を得るためにどれだけの時間をかけたのかがすごいなと思うんですけども、あとはネタバレになっちゃうから見たほうがいいと思う。
セッションでもロックは馬鹿がやる音楽ってポスターに書いてあって、俺たち血が出るほど楽器弾いたことって、ほとんどないと思うんですよ。リズムに正確に、1音1音のニュアンスに神経張り詰めて。
そういう、何か曲げたくない信念のお話を音楽から逃げるために見ていました。
その時点で私に到底到達出来ない美しい映画でした。まじオススメなので、ぜひ。
音楽もちゃんと作ってるよ。頑張るよ。それしか出来んし。そんな感じ。寝っぞ。

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