良いライブが出来る理由

私は最近良いライブが出来ているんですね。自分の感触として。その理由についてお話させて頂こうかなと思います。
まず、第一に私は今まで自ら人に声をかけて、ライブに来て頂くということから逃げていたんですね。なぜかと言いますと、だって責任を負わなきゃいけないじゃないですか?こっちから誘っといて、金払ってこんなライブかよ、と思われる恐れを回避していたんです。
こないだサイクロンでノルマを課されて、ちゃんと人を呼ぼうと思ってから、こっちから声掛けてもゲストにしなくなったんです。今日も4人ですが来てくれたことや、そこにいるお客さん、対バン、スタッフ、その日を良いイベントにしようと考えたときに、私は良いライブが出来ると気づいたんです。
今までは「薙ぎ払ってやる」みたいな、正しくもあり、邪でもある気持ちでライブに臨んでいたんですけど、ここ最近辿り着いた答えは「献身」的な気持ちで、ただ私を一生懸命に奏でようと、私の100点満点ではなかったとしてもその時の私を使い切ってその場を良い場所にするために応えようと、そういう気持ちが、自分的に1番腑に落ちるライブが出来るなと思いました。
そんなちょっと確信めいたものを手にしたところで私の弾き語りライブの予定はもうありません。
夏に、バンドのライブがあるのみです。
良いバンドだなぁと思っています。
若者に刺さり、おじさんも勇気づけられる音楽になりたいなと、仄かに思ってますが、その仄かな思いが邪なので、自然とブリっと出てくるような曲が沢山出来る羽目に遭うように、ぐちゃぐちゃに生きていけたらなと思います。それではまたいつかどこかで。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?