できることをやっていても成功につながらない
ビジネスにおいて何かを決めるときは、できるからという理由だけで判断しないほうがいい。というのも「できるから」という理由で決定すると、自己中心的な思考パターンに陥りやすくなるから。
ビジネスは顧客に価値を提供してこそ。にもかかわらず、自己中心的な視点で意思決定してしまうと、顧客が求めてない活動になってしまう恐れがあるわけだ。
例えば、ある会社が新しい製品を開発する際に、技術的には可能だからという理由で市場に投入したとする。しかし、その製品が顧客のニーズや期待に合わないなら、売上は伸びず、企業にとって大きな損失を招いてしまうかもしれない。
逆に、顧客のニーズを十分に調査し、そのニーズに応える製品を開発すれば、顧客満足度が向上し、結果として売上や企業の評価も上がる可能性がある。
だから、ビジネスにおける意思決定は常に顧客のニーズをもとに行われるべきだ。顧客が求めているからこそ、その選択は価値のあるものとなり、企業の成功にもつながる。できるからといったことではなく、まず顧客のニーズを徹底的に調べること。それを基に何かを決めることが、成功をより確実なものにしてくれる。
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